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ミステリーって面白い!

最近、綾辻行人の『館』シリーズにハマっている。
今月の初め頃に第一作目『十角館の殺人』を読了して、ついさっき『黒猫館の殺人』を読み終えた。
どの作品もドキドキワクワクが止まらなくて、知的好奇心が満たされて、するする読んでいってしまう。
シリーズの未読は残り3作。早く読み終えたいような、もったいないような、そんな気持ちだ。

もともと、ミステリーにはあまり馴染みのない人間だった。
幼少期にはモーリス・ルブラン著のアルセーヌ・ルパンシリーズを読んでたけど、あれはミステリーってよりは冒険怪奇小説の趣きがあるし。
シャーロック・ホームズには当時の私はあまり食指が動かなかった。
十代後半以降はファンタジーやSFを読むことが多かったかな。ハヤカワ文庫FTとかハヤカワ文庫SFとかあのあたり。あとコバルト文庫とかのライトノベル。

転機になったのは2021年6月のAmazonプライムデーkindle50%OFFセール。
そこで、なんとなーくアガサ・クリスティー著『そして誰もいなくなった』を買って、なんとなーく読み始めて、止まらなくなって最後まで読み切って私は仰天したのである。
なにこれ!?とんでもなく面白いんだけど!???(当たり前)

これがクリスティーかそっか…!なるほどこれがアガサ・クリスティー!
どうして私は知らなかったんだこの面白いミステリの世界を…と後悔しながら、いまも少しずつクリスティー作品を読み進めている。
単発ものも、ポアロシリーズも、ミス・マープルシリーズも、もうとにかく何読んでも面白い。
なんでいままでクリスティー作品読んでこなかったの私…!??

で、『そして誰もいなくなった』オマージュという『十角館の殺人』を読んでみようかな、とふと思い立ったのが今月の話だ。
読み終えて私は仰天した。
とんでもなく面白かった(当たり前)

そのあとは一気に『館』シリーズを購入してしまった。
未読はあと3作。たった3作になってしまった…。
読み終えるのもったいない。けど、もっともっとたっぷり読んで本格ミステリの世界に浸りたい!

あー、ミステリーって面白い!



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