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日向坂46とおひさまを繋ぐ新たな一曲、「知らないうちに愛されていた」

お久しぶりです。ゆゆてんです。
歌詞を考察するnoteを書く書くと言いつつ、
もう年の瀬を迎えますね。すみません…(ーー;)

今年はどんな一年でしたか?
個人的には3月に開催された念願の東京ドーム公演、『日向坂46 3周年記念MEMORIAL LIVE 〜3回目のひな誕祭〜 in 東京ドーム』(以下、3回目のひな誕祭)がとても印象に残っています。

とても素敵なライブでしたよね、、
振り返るとキリがないので心の中に留めて置きます…✨

2日目のアンコールで7thシングル「僕なんか」の発売と共にサプライズ披露されましたね。そして後日発表された、2期生の渡邉美穂さんの卒業。
このシングルは彼女が参加する最後のシングル作品であり、本作発売時点での在籍メンバー22人での最後の作品となりました。

今回お話ししたいこと、
それは7thシングル「僕なんか」に収録されている楽曲

「知らないうちに愛されていた」

についてお話ししていきます。
通常盤に収録されているこの楽曲は、個人的に一番好きな日向坂46の楽曲の一つです。最近ではライブの本編最後に披露されている楽曲です。

実はこの曲、、
日向坂46とおひさまを繋ぐ新たな一曲ではないかと考えます。

〜歌詞全体の解釈〜

Woh oh oh oh oh oh oh oh…

ピアノが聴こえたら このメロディー 弾くのは誰か?
なぜだか何となく考えてしまうけど…
それより誰のために そのピアノ弾いているのか?
想像する人なんか そんないないだろう

してあげたことだけは覚えてるけど さりげなくされていたことって
当たり前のようで すぐに忘れてしまう

そうなんだ
知らないうちに愛されていたとようやく今 気づいたよ
そんなことも知らずに 君のやさしさに甘えてた
見えないとこで 僕の弱さを全部支えてくれてたのに
君が泣いていたその理由さえも聞かずにごめん
許して欲しい

Woh oh oh oh oh oh oh oh…

あれからこの曲が 風に乗り流れて来ると
ピアノを弾いている君を思い出すんだ
別人だってこと もちろんわかっているけど
遠くに面影を探してしまってる

傷つけてしまった無神経さ ほろ苦い記憶が蘇(よみがえ)って
誰もいない場所を 何度も振り返る

切ないよ
だけど結局 愛想尽かされて 君も去ってしまったね
遠く消える足音 僕は存在にハッとした
失ってから 大切なもの それが何かわかったってことさ
そんなあやふやな不確かなものが
愛って学んだよ

見えなかったのか 見てなかったのか
若さはいつだって 言い訳ばかり
都合いいように…

Woh oh oh oh oh oh oh oh…

その時 僕は愛されてたか
覚えていないはずない
きっと嘘をついている
自分の思い出を書き直して

そうなんだ
知らないうちに愛されていたとようやく今 気づいたよ
そんなことも知らずに 君のやさしさに甘えてた
見えないとこで 僕の弱さを全部支えてくれてたのに
君が泣いていたその理由さえも聞かずにごめん
許して欲しい

Woh oh oh oh oh oh oh oh…

“大切なものは失ってから気づく”
を、テーマに描かれている楽曲です。
大切なもの(人)は失ってから、その偉大さに気づくことがある。

この楽曲には登場人物が二人出てきます。
君のやさしさに甘えていた「僕」と 僕の弱さを支えてくれていた「君」
歌詞の前半は、「僕」の弱さを支えてくれた「君」に涙の理由も聞けなかった「僕」の後悔を描いており、後半からは「君」が去ってしまった後に気づいたものを描いている楽曲だと考えます。

ただ、歌詞だけを見ると一面的でしか捉えられないので、
せっかくなら少し違う角度から深掘りしていきたいと思います。

「僕」→日向坂46
「君」→おひさま

と考えて、さらにこの曲を深掘りしていきたいと思います。


〜W-KEYAKI FES.2022のMCにて〜

3回目のひな誕祭で念願の東京ドーム公演を達成した日向坂46でしたが、
コロナ禍は続き、今もなお、なかなか思うように声を発することはできません。そんな中で開催された『W-KEYAKI FES.2022』で日向坂46のキャプテンである佐々木久美さんはMCでこう語りました。

「今は皆さん、声を出せないですけど、いつか声が出せるようになった日にみんなで一緒に歌っていきたいなと思っている曲です。一緒に心の中で歌ってくださるとうれしいです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a331e5106561cb44e61190d7ad62584b2394d1a

そして披露されたのが「知らないうちに愛されていた」
確かに今は声を出すことは難しい。だけど、ペンライトを振って、同じ場所同じ時間を共有して音楽を奏でている。ライブに来れなかった人にもオンラインで時間を共有して音楽を奏でている。
いつか声を出して歌える日が来ることを願って有観客で初披露されました。


〜当たり前ができる大切さ〜

さりげなくされていたことって 当たり前のようで すぐに忘れてしまう

歌詞に出てくる「当たり前」というワード。
これはコロナ禍により、ライブで声を出して歌ったり、握手会で直接思いが伝えられる状況が時間の経過と共に忘れてしまい、おひさまが離れてしまう不安を描いているのではないかと考えます。当たり前じゃなくなる不安。


〜大切なものの正体〜

切ないよ
だけど結局 愛想尽かされて 君も去ってしまったね
遠く消える足音 僕は存在にハッとした
失ってから 大切なもの それが何かわかったってことさ
そんなあやふやな不確かなものが
愛って学んだよ

そして、2番の歌詞に出てくる「大切なもの」というワード。
これは、私たちおひさまのことを言っているのではないかと考えます。
日向坂46の彼女たちは、コロナ禍でライブや握手会の開催ができず、おひさまが離れていってしまうんじゃないかという不安。そんな不安もありつつも、またライブや『オンラインミート&グリート』(以下、ミーグリ)で久しぶりに出会うことができた喜び。
おひさまは、会えないからこそ日向坂46メッセージの機能の一つである、
『レター』や『ミーグリ』などで推しに想いを届ける。
ここに出てくる「大切なもの」の正体。それは、

日向坂46とおひさまの切っても切れない愛で繋がった関係性

ではないかと考えます。そんな関係性があるからこそ、JOYFUL LOVEで美しい虹が完成したり、3回目のひな誕祭でもおひさまを信頼しているからこそ、虹で包まれた花道を彼女たちが進むという素敵な演出が完成したのではないかと考えます。(執筆中のゆゆさん、愛でとしちゃんを想起…)

この瞬間がおひさまになって一番感動したワンシーン


〜辛かった思い出を書き直して〜

その時 僕は愛されてたか
覚えていないはずない
きっと嘘をついている
自分の思い出を書き直して

最後のサビに入る(落ちサビ)のメロディー楽器に注目してほしいです。
微かに時計の針が進む音が聴こえます。
歌詞にも「自分の思い出を書き直して」とありますし、ここでは、コロナ禍で思うように活動できなかった時間もあったけど、そんな思い出を書き直して楽しい思い出にしていこう、幸せな時間がずっと続くようにしていこうと願っているのではないかと考えます。
『ひなくり2022』の本編最後では、「知らないうちに愛されていた」が披露されました。同曲終了後、ライブの冒頭でメンバーの齊藤京子さんがクリスマスツリーに託した願いが判明します。そこには、

「こんな幸せな時間がいつまでも続きますように」

という言葉でした。
ここにも、これから先も楽しい思い出を増やしていきたい、続いてほしいという願いが込められているのではないかと考えます。


〜「知らないうちに愛されていた」が一番伝えたいこと〜

コロナ禍以降失ったおひさまの声も含めて、いつかまた「当たり前」の状況が戻って欲しいと未来へ願う楽曲ではないかと考えます。
様々な情勢を踏まえると厳しいかもしれないですが、だからこそ来るべき未来に向けて、多くのおひさまとできるだけ近くで幸せな時間を作っていく、おひさまに感謝と愛情を届けてくれるこの楽曲、
そして、2023年に挑む32人の日向坂46の彼女たちに目が離せないです。

2023年も笑顔で過ごせますように!

P.S.
初めましての人も最後まで読んでいただきありがとうございました!
今年もライブに参戦できて、多くのおひさまの方々に出会うことができました!いつも絡んでくれてありがとうございます。
日本語大丈夫かな…伝わるかな…と執筆しててずっと思ってます。笑
来年はもっと上手く執筆できるように、精進しますね(多分…)
あ、一意見として読んでいただけると幸いです。(←ここ重要笑)
ご感想お待ちしてます…✨
今年もありがとうございました!よいお年を

ゆゆてん^._.^




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