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感情表現を見習いたい

人生の大半、

動物に対して苦手意識をもって生きてきました。

幼稚園の時、

近所の犬にズボンを噛まれて死ぬかと思ったことや、

友達の家の犬に手を噛まれかけたこと。

ハムスターに触ることすら怖かったし、

猫はアレルギーで近寄れない。

当然、虫はめちゃくちゃ苦手。


でも5年ほど前、

実家で突然犬を飼い出すようになりました。

それを聞いた時、

「実家帰りにくくなるな〜」

と普通に思いました。

それでも犬との初対面はやってきます。

記憶の中では小学生頃から、

まともに動物と触れ合ってこなかった。

でも、自分も大人になっていたからか、

その犬が人懐っこかったのか、

めちゃくちゃいい感じに触れ合えました。
(最初の数分間は緊張しましたが)


「え〜、犬っていいですね〜」

と考えが180度変わる。

以降、散歩している犬がやたら目に入るようになりました。

幼稚園の時噛み付いてきた犬も、

多分遊んでただけなんだろうと思えます。

さらに、動物全体に対する目線も変わって、

自主的に動物園に行くように。

家に現れる小さい蜘蛛ですら、

極力生かしたまま外に出してあげるという優しさを持ちました。


自分が単純なだけかもしれませんが、

一匹の犬と出会っただけでこんなに性格が変わるとは思いませんでした。

特に、犬がする100%全力の感情表現、

嫌味の全くない寄り添い方は見習いたい。

同じような方は多いと思いますが、

「面白かった!!最高!!」とか、

「めっちゃ楽しみにしてます!!」とか、

感情を爆発的に表現するのがわたしはめちゃくちゃ苦手。

内面ではポジティブに感じていても、

それを外側に表現できない…

なのにマイナスな感情は結構伝わってたりするという矛盾…


だから、犬のように100%は無理でも、

50%くらいは嬉しい気持ちを表現できるになりたいな〜、と思う。

それができないからこそ、

魅力的なのかもしれませんが。


先日、本屋で衝動買いした一冊。

動物に関するエピソードは泣けるものが多いですが、

この本も例に漏れず感動、号泣系多いです。

単純なエピソードだけじゃなく、

犬のしつけ方、考えていることなども分かりやすく、

めちゃくちゃ面白い本でした。
(挿絵もかわいい)

犬好き、動物好きにはぜひおすすめしたいです。

人間以外からも学べることって多いんだな、という話でした。

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新井 勇貴
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