埼玉校の受験意味。そして受験に向けて大切にしたこと。
我が子は埼玉の学校を2校受験した。
それは西武文理とさとえ学園だ。
いずれの学校も、学校説明会や見学会へ参加した。
実際に先生からお話を伺ったり校舎を見ることで、ホームページや資料などからは得られないその学校の空気感を感じることができたし、学校の魅力をより理解することができたように思う。
実際、両校ともそれぞれに素晴らしい魅力があり、少々距離はあるが、我が子を通わせたいと思う理由には十分だった。
そして、ありがたいことに両校ともご縁をいただくことができた。
我が家にとって、受験のスタートは、西武文理の事前面接からだった。
夫と子どもと3人で電車に乗り、事前面接に向かったわけだが、いつもと変わらぬ様子の我が子を見ながら、私の方がいろいろな意味で心配しドキドキしていたように思う。
西武文理もさとえ学園も、面接は緊張感がありながらも、先生方はじっくりと話を聞いてくださり、和やかな空気感の中で面接は終わったように思う。
我が子が、先生から聞かれたことに対して、自分の言葉で頑張って話をしている姿に成長を感じ、感動すら覚えた。
我が子自身も、初めて本番の面接を経験して、自分の言葉を先生がしっかりと受け止めてくれたことに、自分の気持ちをいつも通り素直に話せばいいのだと、なんとなく自信がついていたようにも思う。
そしてその自信が、神奈川校にも良い形でつながっていったのではないかと思う。
少し時間を経て、ペーパーなどの考査を迎えた。
両校ともペーパー、行動観察、体操、指示巧緻性と一通りある。
ペーパー以外の考査内容については、普段から慶應受験に向けたサーキットや絵画工作、筑波に向けた巧緻性に取り組んでいたので、それで十分に対応ができたように思う。
一方ペーパーは普段から授業の中でペーパー難関校も視野に入れた内容に取り組んできていたが、埼玉校のペーパーは都内の学校と少し傾向が異なるため、過去問を夏から9月にかけて10年分近くはやった。それだけやると、おおよその傾向を把握できるし、やることはやったという自信にもなったように思う。
実際、本番もペーパー含めて一通りの考査に余裕を持ってのぞむことができていたようだった。
埼玉校は、神奈川、東京の練習校として受験する人も少なくはない。
実際、我が家もそうした意味合いで受験を決めた。
いわゆる練習校にどれだけの時間を使うのか、お教室の先生によって考え方は違うだろうし、アドバイスいただく内容も違うだろう。
我が家では、ホームページやオンラインでの説明会などで話を聞いて終わりにするのではなく、受験を決めたからには、説明会や見学会にも足を運び、両校についての理解を深める中で、本気で我が子を通わせたいという思いを持って準備を進めていた。
そして前述した通り、ペーパーの過去問にも時間をかけて取り組んだ。
前受け校的な意味合いで、受験を決めたとしても、その学校と本気で向き合い、準備をすることがとても大切だと思う。その中で愛校心が芽生え、願書や面接でもその思いは先生方に伝わると思う。
両校は、通っている教室を通じてフィードバックをいただくことができ、我が家の場合はさとえ学園からのみ話を聞いたが、特に行動観察を高く評価いただいていたと聞きコメントにもそれが記載されていたという。
埼玉校の受験の経験と結果は、その後の受験において、大きな励みになると共に自信につながった。
また、埼玉校を受験することにより、自ずと早めに願書を仕上げる必要が出る。
都内の学校に比べ、1ヶ月以上前から準備は必要になるが、早めに固めておくことで、家庭の教育方針や子育てにおいて大切にしたい「核」の部分が可視化された状態になり、その後の受験に向けた準備を進める中でとてもやりやすかったように思う。
そいういう意味でも、埼玉校の受験はとても意味あるものだった。
この流れを受けて受験した神奈川校については、また別で記載をしたい。
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