自担の休養期間の備忘録
人に見せるためというよりも自分の気持ちをメモしておくためのもの。私、こんな感じだったなぁという記録。
いざ自担が…となると冷静さは欠いてしまうものだなぁと。思いました。
8月28日、自担がコロナに罹患したとの一報があった。
フォロワーのツイートで知って、慌ててHPを見に行った。
目の前が真っ暗になった。吐きそうになって、心臓はバクバクして、半べそかきながら水を飲みに台所に行って、水を持った手は震えていた。
明らかに様子がおかしいことに気づいた母親に心配されたけど「自担がコロナになって」と何とか声を振り絞ったら「それくらいのこと笑」と言われて部屋で泣いた。それくらいじゃないんだ、私にとっては。
一旦ベッドに入って、でも眠れなくて、わけが分からないけどベッドから這い出して冷たい床に転がってた。何でそんなことしたのか未だに自分でも分からないけど、夏場でもフローリングの床は冷たかった。
しばらく気が気じゃなかった。
20代でも重症化するってニュースとか、若い方でも自宅療養中に状態が急変して亡くなったとか、そんな話を聞くたびに目の前がぼんやりしてぼうっとしてしまって、妹に「大丈夫だよ!」と励まされたりしてた。
できるだけコロナのニュースを見たくなかったけど実家暮らしだとどうしてもそれも難しくて、ちょこちょこつけてる日記は毎日毎日自担の健康を願う文しか書けなかった。違うことを書こうとしても2行先では自担のことを書いてしまう。考えないようにすればするほど考えてしまう。苦しかった。でもたぶん1番苦しいのは自担なんだよね、と思うとオタクはどうしてこんなに無力なんだろう……と落ち込んだりした。
2、3日で落ち着くかなと思ったけど落ち着かなかった。
月曜日の朝、WSは当たり前のように自担がコロナに罹患したニュースを流す。その瞬間心臓がまたバクバクして、慌ててチャンネルを変えた。
こんなにボロボロになるの!?って自分でかなりビックリして、こんなんじゃダメだって何回も言い聞かせた。
不安に押しつぶされそうになっては「大丈夫」と自分に言い聞かせて、喉は痛くないかなとかご飯は食べられてるのかなとか後遺症が残ったらどうしようとか、どうしようもないことを考えた。最悪の事態だって何度も頭を過ったし、テレビでニュース速報が入るたびに身構えた。割といっぱいいっぱいの状態だったと思う。
何も考えたくなくて、ものすごい勢いでゲームしたりした。ソシャゲの1章分を(短かったとはいえ)2日でクリアした。とにかく考えないようにすることに必死だった。
土日はずっと自担と同じ名前の猫ちゃんのぬいぐるみを抱っこして過ごしていた。日向に当たるように窓際に転がして、「早く良くなりますように」ってお腹を撫でてた。アラサーがだよ。今思うと怖いことしてたと思うけど、とにかく落ち着くために何かしたかった。
色々なことを考えた。
そんな中で「普段苦しさとかしんどさとかを見せないアイドルって凄いんだな、その姿勢に救われてきたんだな」と思った。苦しさもしんどさもおくびにも出さないで笑顔を見せてくれるアイドルの圧倒的な美しさと在り方に泣きそうになったりして。知らない間に自担は完全に私の生活の一部になっていたんだなと実感した。
気持ちがちょっと落ち着いたのはメンバーのブログで、特に自担の同期のブログの安心感が凄かった。しっかり言葉で回復に向かってることを初めて示されて、スマホ放り投げて声を上げてちょっとだけ泣いた。「良かった、良かった」って言いながらソファーに突っ伏してた。
そこで本当に憑き物が落ちたみたいに身体が軽くなったから自分にとっては自担のコロナ罹患は相当ショックだったんだと思う。
そして今日。
自担の活動が再開した。ブログの更新日だった。
いつもとは違う始まり方。いつもとは違う空白の開け方。
たぶん本人に思うことは色々あったんだと思うけど、それでもきっと最大限、ファンを心配させないように考えてくれたんだろうなって感じる文章だった。
優しい人。あたたかい人。
ブログで謝ったらどうしようって思っていたけど、私たちが知る限りの自担の性格ではきっと謝るだろうなと思ってた。でも想像していたよりずっとずっと明るい書かれ方をしていてすごくほっとした。
私たちの見えないところではいっぱい謝ったのかもしれないし、これから謝るのかもしれない。
アルバムのプロモーション期間に重なるか重ならないかのギリギリのタイミングだったから、自担のいない番組もあるかもしれないし、雑誌もそういうのがあるのかもしれない。
正直、自担のいないグループを見れるかどうかは今の段階では分からない。思い出して悲しくなるかもしれないから。仕方のないことだとは分かっているけど、こればっかりは何とも分からない。
でも見たいなと思う気持ちもあるから、見れそうな気持ちだったらちゃんと見たいなって思ってはいる。
支離滅裂な文章になっちゃったけど、備忘録だからまあいいか。
ツイートもしたけど、「おかえり」って言わせてくれてありがとう。「ただいま」って言ってくれてありがとう。
また私たちに笑顔を見せてくれてありがとう。
私はこれからもきっと自担のことが大好きで、自担のことを応援し続けていくんだと思う。彼はあまりにも私の理想とするアイドルの姿だから。
ブログの中で「頼っちゃった」って書いてあって、そこでワッと泣いた。強くならなきゃ、とも書いてあって、もう十分強い人なのにと思った。
どこまでも綺麗で凛とした人。私の大好きなアイドル。
帰ってきてくれて本当に良かった。今はそれで胸がいっぱい。
アルバム、すっごく楽しみにしています。これからも貴方の健康を心から願っています。
しがないオタクの備忘録でした。