私の大事な家族の悪口を言いたくなっている人へ
こんばんは
突然ですが今日は私の家族の自慢をしていきたいと思います
理由としてはお仕事の飲み会で出会った初対面の男性に
一方的に父の悪口を言われて、辛くて悔しかったからです。
「内容は知らないけど君の父と仕事をした人が、
君の父からクレームを受けたときいた。
おそらく優秀な人だから君の父が全部悪いんだろう。
娘として反省してくれ。一族ごと恨み続けるぞ」と言われました。
初めて会った人に
父と私の親子関係がバレていたこともすごく怖いですし、
そんなことを一回りも下の後輩に言ってくるのは
冗談だとしても本当だとしても面白くないし、
「父のこと大事に思っているので、内容と状況がわからない中で何も言えないので
やめて欲しいです」と何度お願いしても
「君が複雑な表情しているのが嬉しい、楽しくてたまらない」と
話をやめなかった彼にとっては
父は超極悪人なのでしょう。
人間関係において全員に好かれることは無理です。
でもあまりにも一方的解釈に感じ、
ソーシャルワークで忘れてはならない多面的視点が抜けている気がしたので
娘から見る父の良いところを書いていこうと思います。
そして今後私の家族の悪口を言いたくなる人に備えて
せっかくなので父以外の全員分も書き残しておきます。
こういう一面もあると知っていただき、少し怒りがなくなることを願って・・・
そしてこの思いがいつの日かあの先輩にも届きますように(絶対に届かない)
父
父は禿げています。ほんとにしっかり。
誰がどう見ても髪の毛はありません。
私が物心ついた時にはすでに髪の毛はなかったですが
初めて『大好き』という感情を教えてもらった人です。
髪の毛はないけど、そのこともしっかりとネタにして笑いに昇華できる人です。
そして誰よりもまじめで優しくて、あたたかい人です。
毎日優しくされてばっかりで具体的なエピソードが出てきませんが
小さい頃のわたしの自慢は
父が進学校出身なことや
父が学校の先生していることだったり
自分のことはなにもなくて父親のことばかりでした。
一度だけ休みをとって参観日に来てくれたときにはそんな自慢の父を周囲にアピールするように抱きついてやりました。笑
私の苦手な勉強や運動も強制することは一度もなく、
「お父さんと一緒にやってみようよ」と楽しく誘いだし、できるまで何時間も付き合い、少しできただけで、いっぱい褒めてくれる人でした。
そんな優しくて賢くて面白くてなんでも教えてくれる父親のことを好きになるのは
心がある人間としては至極真っ当なことで
思春期で通る「父親大嫌い」もないまま今に至ります。
今もこうやって
良い年齢になった娘がムキになって
泣きながら父の良いところで文を書くってことが
全ての答えです。
誰がなにを言ってどう思おうと
私からするとずっとずっと自慢の父です。
だからわたしを嫌いになっても
父のことは嫌いにならないでください。
こればかりは懇願
母
母は大体主語を飛ばすので何を言っているかわからない人です。笑
身内もわからないと思っているので他人からすると無茶苦茶かと思います。
ご安心ください。それがわたしの母です!笑
あと攻撃性が出ている時は野生のクマ並みの勢いがあるので
そう言う時は餡子のお菓子で注意を逸らしてください。
そんな母ですが、仕事に忙しい父に変わってほぼワンオペで3人の子供達を働きながら育てました。
今思うと決してキャパが大きくない母にとって
すごく大変なことだったはずです。
感情的に怒ることでしか子どもを躾れず
父にむかって「私だってたまには子供に好かれる役回りしたいわ」と思いっきり怒っていた時に
母の不器用さを知りました。
ずっと仕事と家事が忙しかったはずなのに
おかずは3品以上を絶対に作り、こどもが風邪を引いた時にはすぐに帰ってきて「ありがとう。おかげで嫌な会議飛ばせたよ。あなたより大事な仕事なんてないから」と言いながら
ほんとに昔から一生懸命に子供ファーストな生き方をしておられました。
話す内容は意味わからないくせに
物事の本質は捉えるのがうまい母。
言葉足らずで下手すぎて敵を作りやすいけど子供への愛情はいつも溢れている。
どんだけ忙しくても笑顔での
おかえりといってらっしゃいを大事にする母を尊敬しています。
そして家族以外の人が母に怒っても全く響かないので母の対応はこちらにお任せください!
姉
四つ上の別名カリスマ
物心ついた時から彼女についていくことを決めていました。
姉はすごく可愛いので
小学校の同級生から「羨ましい」と散々言われました。
姉のこと好きすぎて
同級生が姉に誕生日プレゼントを用意した日には「私のお姉ちゃんなのに」といってムッとした日もありました。
中学生の頃父と母が大喧嘩(内容はすごくしょうもない)をして
今回のはヤバそう、私も中学生になったし流石に離婚かなと思い、「今回はやばそうだよ!どっちについていく?」と姉にきいた時に
「いやいや、どっちにもついていかない。お父さんとお母さんに渡さない。子供3人で暮らすで」と言い切った姉。
「え、お金はどうするの?」と現実的な問題を追撃した私に
「金だけはお父さんとお母さん両方から貰おう。それで解決」と言い切った姉
父が母に何度もケーキをプレゼントすることで
離婚はしないまま過ぎましたが、
多分本当にあのとき離婚していても姉なら言ったとおり実行していたと思います。
長女に生まれることを望んでいたわけではないはずなのに
私と兄のことになると
いつも本気で、自分のことのように悲しんだり喜んだり感情を誰よりも溢れてくれます。
わたしの代わりにいっぱい泣いてもらいました。
これからもたぶん泣いてもらっちゃうなあ。
昔も今でもどんな時も1番の心強い味方。
姉妹でほんとによかった。
見た目からは想像できない腹の括り方が男前な姉です。
きっと末っ子のわたしが気付かないとこで
今もいろんなことを抑えてがんばって
戦ってくれてることもあるんだろうなあ。
ちなみにそんな姉の弱点はカメムシです。どんだけ姉に怒っていても
カメムシだけはやめてあげてください!!
兄
ラーメンオタクです。
同じ食べ物で育ってきたはずなのに
美食家気取って
ひたすら会うたびに美味いものを教えてくれる良い人です。笑
高校の同級生と結婚し、今や新たな家庭の大黒柱です。
保育園で友達ができずに馴染めない私に
「俺の妹!仲良くしてほしい」って周囲に言って
私に友達を作ってくれました。
友達に慣れるまでは、遊びたいはずなのに
ずっとわたしのそばにいてくれました。控えめに言ってもわたしにとってはかっこいいヒーローです。
中学生の時は兄の妹ってだけで
先輩から優しくされました。
兄の妹だったことでもらったラッキーは沢山。
大人になってからは仕事が辛くて泣きながら電話をした日もありました。
兄も同じ一年目でしんどかったはずなのに
「いつでも連絡してきたらええからな」といい、
すごく優しく聞いてくれました。
2歳しか変わらないのに
兄はずっと頼りになるスーパーヒーローです。
てことでそんな兄は今
最高の大黒柱をやり遂げる大事な時期なはずなので怒らないであげてください!
以上です。
ここまで読んでくださった人は
私の大ファンか
相当私の家族に恨みを持つ人でしょう。笑
文書から滲み溢れていたと思いますが
私は家族がとても大事です。
家族の悲しむくらいなら
全部自分に悲しいことが起きたら良いて
本気で思ったことがあるくらいに
大事に思っています。
(今はそんな余裕ないので
みんなでわけわけしようねて気分です。笑)
だからと言って
わたしの家族に生まれた陰性感情を否定しようとは思っていません。
ただ直接陰性感情をぶつける前には
こうやって大事に思う人もいると知ってほしいです。世の誹謗中傷にもいえることですが
普通にやっぱ傷つきます。
大事な人の悪口を聞くのは
自分の悪口を聞くことよりも
何倍も辛いことでした。
飲み会の場で泣かなかった自分を褒めたい。
そしてこんなに傷ついて
こんなにぐだぐだ書くなら
きちんともっとその場で伝えればよかった。
案の定泣きじゃくって
インフルにかかってバカすぎる。
伝えて場の空気壊すのも
泣き姿を見せたくなかったプライドからくる足掻きもありました。
どういう態度が正解だったか
いまだにわからないけど
とりあえず大事な人の悪口をもう聞く機会が
少しでもなってほしい
そんな願いだけを込めて書きました。
わたしも誰かに陰性感情を伝えるときは
相手、その周囲の気持ちを考えて
伝えようと思います。
こんなに書いてもはらわたが煮え繰り返りそうなくらいイライラもしちゃうので
感情の取り扱いはほんとに難しい
まだまだ書きたいことはありますが
ほんとに長くなりますので
以上で終わります。
一方的な思いを見てくださり
本当にありがとうございました。
次は明るい記事をかきます!(たぶん)