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【ロングライド】「酷道」と評される十石峠を越えて。

こんにちはゆゆです。
今回は久々のロングライドの記事です。先日私はかなりの頻度で通行止めになっている国道299号の十石峠を超えて、埼玉から長野の佐久穂を目指すライドをしてきました。
峠の紹介と共にライドの様子をご紹介いたします。

・出発

朝4時半に起床して朝食と身支度を済ませて5時半に出発(朝食に時間を使い過ぎました)

今回の装備はこんな感じ!
まだまだ気温はたかいとはいい高いとはいえ、山越えするので、ウィンドブレーカーは必須です。

辺りは徐々に明るくなってきて肌寒いぐらい涼しく、途中走り抜けた本庄児玉の街は静まり返っていて静かな街中を颯爽と走り抜けました。

ロングライドにはいつもTrimmのone Lightを使ってます。1回の充電で50時間持つのでオススメです。

程なくして最初の補給ポイントである群馬県鬼石のセブンに立ち寄って補給食を買ってルート確認。

鬼石から十石峠のある上野村まではコぬの、鬼石方面から十石峠を越える際は注意が必要です。補給を済ませて国道299号で上野村方面へ。鬼石から上野村方面までは神流川に沿って深いV字谷が続き、朝方はずっと日陰なのでこの時期はとても涼しくて走りやすいです。

十石街道の宿場町である万場宿があった神流町。
未だに宿場町の名残が色濃く残ってます。
道の駅万葉の里にて


十石街道の宿場町があった神流町を過ぎて程なくして上野村へ。道の駅上野でトイレ休憩を済ませて十石峠に立ち向かいます。

平日の朝早くにも関わらずバイカーの方々で賑わってました。
涼しい!


国道299号から迂回ルートへ

本来であればこのまま299号を使って十石峠を越えたいところですが、今年の10月まで一部通行止めになっているので、迂回ルートの林道矢弓沢線を使って超えていきます。

少し開けた場所があったので写真を一枚。
西上州から秩父の山々が展望できます。
木々の間から見える青空。

平均10%ぐらいある坂道をやっとの思いで40分ほど登って、規制外区間の国道区間に到達してそこから峠のてっぺんへ。程なくして頂上に到着。

てっぺん!

・十石峠とは

十石峠は群馬県上野村と長野県佐久穂町を繋ぐ峠道であり、名前の由来は米が取れない西上州に信州佐久から一日十石の米を運んでいた道であることが由来で、信州と西上州を繋ぐ物流インフラとして古くから栄えていたみたいです。
現在は国道として整備されていますが、路面状況が非常悪く天候に左右されやすいために通行止めになる期間が多く、「酷道」とも評されています。

峠を下って佐久穂まで

持ってきたウィンドブレーカーを羽織って佐久穂まで一気に下ります。

路面状況は悪いですが、車は少ないので走りやすいです。

車通りがほとんどないのでストレスなく下ることができ、段々佐久穂町の中心地に近づくにつれて黄金色に輝く田んぼが広がってきました。

一面黄金色の世界

佐久穂からは小海線の線路沿いをたどって、佐久まで走りここで2回目の補給休憩。佐久穂から佐久までの道は左右を見渡すと一面が黄金色でこの時期しか見られない田んぼの風景に魅了されて感動していました。

補給はしっかりと!
おにぎりといつも飲んでいるあみのゼリーを頬張ります。
黄金色の世界の向こうには浅間山。


おにぎりとジェルを頬張り、コンビニから見える八ヶ岳を見ながらルートを確認してのんびり休憩。

・佐久~下仁田~自宅

佐久からは国道254号を使って荒船山を超えて下仁田まで向かいます。

下仁田に抜けるこのトンネルはかなり交通量が多いので要注意です。


一時間ぐらいで下仁田に着き、駅周辺をぶらぶら。
日本の駅百選に選ばれている上信電鉄の下仁田駅はレトロな雰囲気が漂っていて、駅構内には多分駅員さんの布団が干されており、田舎らしく牧歌的な風景が見れました。


下仁田を出発してひたすら254をたどって富岡~藤岡を経由して無事帰宅。

趣のある駅舎です。
干し布団と有蓋車

・走行データ

途中パワーメーターのバッテリーが底を尽きたので、記録が取れませんでした。

・最後に

暑さも収まりやっとロングライドがやりやすい季節になってきましたね。
この先レースもまだまだありますが、落ち着いたらまだ見ぬ景色を探してロングライドをたくさんやっていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。



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