恐怖と恐慌のルール

FearとTerrorのこと。

Fear / 恐怖

このルールを持つユニットは恐怖を与える。
①あるユニットが、自身より高いユニット強度(Unit Strength)を持ち恐怖を与えるユニットに対して突撃を宣言した時、Ldテストをすること。テストに失敗した場合突撃できず、移動もできない。このターン、突撃宣言したユニットは突撃に失敗したものと扱われる。
②あるユニットが、自身より高いユニット強度をもち恐怖を与えるユニットと接近戦をする場合、Choose&FightサブフェイズにLdテストをすること。テストに失敗した場合、そのターンヒットロールに-1の修正を受ける。
③恐怖によるテストは各ターン1回のみ実施する。
④恐怖を与えるキャラクターが合流していても、ユニットが恐怖に対する耐性を獲得することはない。

なかなかの複合効果。

1つ目は突撃宣言に作用する。
突撃を宣言したタイミングでLdテストを実施して、突撃できるかが決定する。突撃宣言自体はしているため、突撃リアクションも通常通り実施されると思われる。

2つ目は接近戦に作用する。
突撃宣言でテストに失敗した場合、普通は接近戦が起こらないが、例えば4mv以内で宣言をしてカウンターチャージをされた場合などに接近戦が発生することがある。
この場合は接近戦のヒットロールに対する修正は入らないはず。
記載のとおりと解釈するなら、接近戦のヒットロールへの修正が行われるのは『Choose&FightサブフェイズのLdテストに失敗した場合』だからというのが根拠。

Terror / 恐慌を与える

このルールを持つユニットは恐慌を与える。
恐慌を与えるユニットは恐怖も与える。
①恐慌を与えるユニットが突撃宣言をした時、突撃対象のユニットはLdテストをすること。テストに失敗した場合逃走する。
テストに成功した場合通常通りに突撃リアクションを実行する。
note:突撃された側が逃走できない場合は実施しない。
②接近戦の勝者側に1つ以上の恐慌を与えるユニットが含まれている場合、敗北側は戦意喪失テスト(Break test)に-1の修正を受ける。
③恐怖を与えるユニットは、恐慌を与えるユニットから恐怖の効果を受ける。
恐慌を与えるユニットは、恐慌に対して耐性を持つ。
恐慌を与えるキャラクターが合流していても、ユニットが恐慌に対して耐性を獲得することはない。

恐怖のルールはそのままに、追加でいくつかのルールが増える。
①は突撃するだけで相手が逃げるかもしれないもの。
逃走が発生した場合、突撃に成功したら逃走中ユニットに対する突撃(p.129)になる。
つまり、追いついた場所で停止して、追いつかれた側は全滅する。
また、逃走が発生した時点で突撃対象の再選択(p.129)ができるはず。
②接近戦に勝った場合、相手のLdを下げる。
これはLd値そのものを変えるのであり、スコアによる戦意喪失テストへの補正とは別に考える。
③恐怖と恐慌の関係性。
恐怖→恐怖:無効
恐怖→恐慌:恐怖になる
恐慌→恐慌:無効
恐怖をLv1、恐慌をLv2として、Lv差が1なら恐怖、2なら恐慌と覚えるといいかも。
恐怖はユニット強度が関係するが恐慌には関係ない。
つまりキャラクター単騎恐慌突撃とかもあり…かもしれない。

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