アーマードハイドと加護(再生)セーヴ

なんかあれです。

まずは関連しそうなルールを列挙

Determining Armour Value

A model' s armour value is determined by the armour it wears. Armour value is presented as a target number, meaning the lower the value, the batter the Chance of making a successful Armour Save roll.

p.141

まずは最も基本的なルール。
アーマーセーヴの目標値となるアーマー値はモデルが着ている鎧によって決定するよ、と書いてある。

Ward Saves

A Ward save represents the magical protection offered by an enchanted talisman or suit of armour. The armour value of a Ward save will always be shown either in the description of the item that grants it, or in a special rule.

p.141

次に加護セーヴについて。
ここの文章に記載されていることは3点だが、アーマー値について関係するのは(貫通を除けば)アーマー値は常にアイテムやルールに記載されているというのが重要。
そして、もう1点気を付けてみたいのが、アーマー値/Armour valueという単語が使われているということ。

というわけで真打のArmoured Hide(X)

ルール

The hide of some creatures forms natural armour and improves their armour value ( and that of their rider). By how much armour value is improved varies from model to model, as shown in brackets after the name of this special rule (Shown here as 'X').

p.166

問題になるのがこちらの文章。
ざっくり翻訳すると、硬い外皮/Armourd hideを持っていると、アーマー値が向上すると書いてある・・・・ように見える。

で、どんな議論が発生する?

まぁ冷静に考えれば、「モデルのアーマー値を向上させまーす」って書いてあるけど、硬い外皮があるからアーマーセーヴですよね~で終わる。
だけど記述を見るとアーマー値って記載があるせいで、加護セーヴ(や再生セーヴ)のアーマー値もあがるのでは?!というよくないプレイヤーが出てきてまぁこれがまた暴れて暴れて・・・という話らしい。

というわけでほかのルールから考察してみる

この問題を解決したくても、ここだけ見ていたら議論は堂々巡りになるので、ほかのルールの記述と比較してみたいと思う。
まずは盾のルール。

A model that carries a shield improves its armour value by 1.

p.221

・・・・これを見て、「盾を持っているから加護と再生セーヴも1上がりますと言い張るものだけが、"硬い外皮"(や輝く兜/Badazzling Helm)でも加護(や再生)が上がると主張しなさい。
相手がいなくなる気がするけど。

おわりに

文章だけ見ると加護や再生のアーマー値も上がるように見えるけど、加護(再生)セーヴのアーマー値はあくまでも達成目標値として表示しているだけであって、アーマーセーヴのアーマー値とは別物と考えるべきじゃないかなと思います。
そのほうが相手も多分楽しい。

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