AoSのストームキャストというアーミー
初心者は下手に使うべからず
とりあえずお気持ちを書いてみる。
ストームキャストの特徴
高いステータス、安定した攻撃性能、少ない兵数のエリートアーミー。
とにかく1人1人の性能が高いのでスペックを押し付ける戦いでは強い。
絡め手により弱化すると途端に厳しくなる。
(個々のユニットで違うが)得意分野はなく、全教科80点を取れる優等生。
強い点
ユニットの選択肢が豊富で戦略を組みやすい。
たとえ支援ユニットや射撃ユニットでもセーブ3+はあるし、体力も2であるため、相手の高機動ユニットに後陣をせめられて壊滅!とかはない。
魔法、祈祷などとりあえずなんでもこなせるため、相手の戦略に合わせてなんらかの回答を用意できる。
どんなユニットにも貫通があるためダメージを通しやすい。
致命的ダメージへのアクセスもそこそこあるため相手を選ばず戦いやすい。
弱い点
兵数が少ないため確保力が低い。
ユニットの種類が多すぎるため、何をしたいのかを考えないといけない。
確保力で負けることが多いため、ある程度敵を倒さなくてはいけない。そのため何をどう倒すのかを常に考える必要がある。
兵士1体1体の火力は高いが、兵数が少ないため総合火力は低い。
ウィザードは(アヴェンティスファイアストライク以外)詠唱1回、機動ユニットはヴァンガードチャンバーなど、各機能ごとのユニットを十分に入れようとするとポイントコストとの戦いになる。
ホードアーミー(数で押してくるアーミー)相手がとにかく辛い。ダメージを通しやすいが、ダメージ能力(1ユニットあたりの最高ダメージ)は低いため計算上で目が振るって全部通ったとしても足りない、という状況になりかねない。そのため、後半のターンを想定して計画的に相手を削る必要がある。
どんな時でも80点と言うことは相手の得意分野で戦うと負けると言うことでもある。とにかく相手の得意分野を読み、それを外してゲームの主導権を奪い、自分のペースに持ち込む必要があるためプレイスキル要求は高め。
個人的な感想
基本的に僕は大会的考えで同じロスターであらゆる勢力と戦う想定でロスターを作る。
そうなると、対ホードのヴァンキッシャー、機動戦用のヴァンガード、対魔法のインキャンターあたりが外せなくなり、それぞれのチャンバーが分かれているため連隊がウォーリアチャンバー、ヴァンガードチャンバー、サクロサンクトチャンバーと別れてしまう。
また、連隊が増えると言うことはヒーローでポイントコストを圧迫されると言うことなので、余計なユニットをいれにくい。
相手の勢力がわかっているならある程度削れるが、勢力を無視してユニットを投入するとなると編成の自由度は高いようで非常に低く、微妙なバランスで編成が完成するため微調整にとても時間がかかる。
そして大型で強そうなユニットがそこそこ多いが、それが初心者を嵌める罠となっている。どう言うことかと言うと、大型ユニットは強そうなため初心者は入れたがる。しかし、大型のユニットは総火力・耐久力が低く運用が難しい。にもかかわらずゲームに出せばそこそこ仕事はするため、大型ユニットが使いにくいことに気づきにくい。
とにかくヴィンディクターやリベレーターといった安い歩兵での戦い方が重要で、それらで戦えるようになると世界が変わる。
総じて
初心者が使うにはやっぱり難しいアーミーである。
ゲームの理解や、このゲームにおいて取れる戦略を理解してからプレイすることで真価を発揮し、安定した強さを発揮できる。初心者はまずストームキャストと並行して、モブ的なアーミーもプレイすることをお勧めしたい(が、難しそう)