私の学生時代
母は薬剤師、父は元歯医者で現在社長、姉は医者というかなり頭のいい家庭に生まれた。
私はというと、勉強からどう逃げれるか考える日々でテスト用紙をすり替えて95点の答案用紙を親に見せたり、通知表を偽造した。
私が偽造したせいで100年ほど続いていた通知表の紙質が変わり、お札みたいに透かし模様が入るようになった。
偽造した通知表は親に見せただけだったので、注意だけで退学にはならなかった。
もはや勉強した方が早いのに悪知恵だけははたらいた。
小学校から私立のエスカレーターに通っていたので大学進学も約束されていたが、さぼっていけず、結局女子短大に行った。
12年間女子校で男と話したこともなく、化粧すらしたこともない。
初めて化粧をして、新歓コンパに行った。
なんだか知らないけど、ちょーモテた。
男と話したことがないから最初はもじもじしていたが、これは場数の問題だ!となり、新歓コンパにいきまくって男に慣れるところから始まった。