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チェンマイへ!
4月下旬、ゴールデンウィーク最初の日曜日、朝6時20分、僕は関西国際空港第一ターミナル 4階チェックインカウンターの待ち列に並んでいた。カウンター上の表示モニターにはタイベトジェットエアの文字、そして行先表示はチェンマイなので有る。
チエンマイへの出発時間は8時55分。僕の自宅最寄り駅から関空へ電車での最短到達時間が今の時間になった。既にオープンしたカウンターの待ち列は約20人くらいかな、家族連れや2人連れ、おひとり様は僕を入れて3人だ
僕が手にしている荷物はリュックのCABIN ZERO 36Lと、ショルダーバッグを1つ、この2つ合わせても重量は5kgは無いのだ。リュックの上半分程度の空間には、宿泊ホテルへの手土産で有るオカキとかブラックサンダーチョコなんかが入っているから、この空間へは少し御土産が入る予定だ!
今回の旅は現地4泊、帰り便は現地深夜発の関空朝帰り便になる。
カウンターは4箇所で対応しているがグループの人々はスーツケースの数が大きく多いから1時間位待つのかななんて考えていたけど、サクサク進んで30分もしないうちに順番が廻って来た事は良かった。
そして丁度チェックインが終わった時間に、それまで北側しか開いてなかったセキュリティゲートは、目の前に有る南側もオープンしてくれた! オー ラッキー これゃ直ぐに入るしか無いって事で制限エリアに侵入する。関空はまだリニューアル工事中で、南北2箇所有るセキュリティゲートは最終的には中心部1箇所へまとめられるらしい。
制限エリアのリニューアル工事は少し前に修了していて、大きな免税店エリアを絶対通るレイアウトになっている。並んでいる商品達は僕には関係が無いから横目にもせず通り過ぎようとしたが、ふと、お酒が目に入った。
チェンマイへのフライト時間は6時間。ビール等よりは、ワインなんぞを少量チビチビと飲りたいなと思いながら並んでいるお酒達に目を運ぶと、小さなボトルが有るのはウイスキーに、中国の白酒!か。。。
日本酒も有るは有る有るがぁ。ワインは無いな。マァ仕方ない何も買わないでおこう。
連休の始りという事も有るのか、待ち合いエリアは既に賑わい感が有るな、昨年同時期とはかなりの違いだなと思いながら出発ゲート近くの椅子に腰を下ろした。
このゲートはそうだ、急遽2週間前に仕事で韓国へ行くことになったゲートの隣だな。
そうなんだ、あの日僕が搭乗した関空発の大邱空港行きティーズウェイ航空は出発時間の間近になっても何のアナウンスも無いので、僕達3人一行は少し嫌な予感が芽生え始めていたんだ。
そして待合ロビー窓から見える搭乗するであろうBOEING 737の機体は、フラップをフルオープンさせて整備員がそのフラップの中に頭を突っ込んだまま何となく出てくる気配が無いんだよね。
なかなか見ない風景ではないか、だからどう見てもなんか整備中なので有る。そして出発時間になってやっとアナウンスが有った、予想通り機体整備中で有り暫く待って下さいというアナウンスが有ったのだ。
解る解るよ、飛行機を見りゃ解るよ。
で? 飛ぶのか?今日は?
そして約30分後、再びアナウンスが有った。
こりゃCancelだろうと思ったが、機体整備の為出発時間が変更になります、新しい出発時間は16時を予定するとね。
え、今は12時だから4時間後だぞ!飛ぶのか?
このまま欠航になるのか?具体的な出発時間のアナウンスが有ったから修理可能なのか?てな感じだけど、こればかりは、ま、仕方ないから僕達一行は、ビールなんぞ飲みながらグダグダと仕事の話をしていた。
あれ?目の前を搭乗予定の飛行機が車に引っ張られ格納庫方面へ行くのが見えた。
3人でテーブルを囲み外には飛行機が見えるこの場所は、僕にとっては全く苦痛な時間でも場所でも無いのだが目の前には、本日初海外出張になる彼の心中は如何に?
そして案の定、再出発時間はもう少し遅れて17時になったよ。
でも、飛んだ、ま、良しとしよう。たまにはこんな事もあるだろうな。なんて事を思い出しながら自販機で買ったオロナミンCを飲みつつ搭乗時間を待っていた。
今回の旅をチェンマイにした理由は、関空からなんと直行便が飛んでいる事。丁度1年程前にタイベトジェットエアがチェンマイへの直行便を就航させていたんだね。連休中の航空券でも価格は御得感が有った事も有り行先をチェンマイに決めたんだ。
チェンマイはタイ北部、かつて首都もおかれた古都だ。寺院が沢山有る1度は訪れたい街の1つだった。
待ち合い椅子に座っていると何となく搭乗が始まった、僕の席は後ろの方なので、さっさと乗り込んで行く、そして1度は指定したハズの後から2列目の窓側座席に座る。この席は2回有料座席指定したんだよね。勿論機材変更になったので座席番号は少し違うのだけど、機材変更とともに消滅した僕の有料座席はどこへ?
指定料金は3ドル、カードの支払いからもしっかり引かれている。
乗り込むと3列シートの真中は空席だった!
搭乗率は90%以上に見えるからラッキーだ!
足下の空間もそう狭さを感じない。ベトジェットは3レグ目になるが最初に搭乗した5列目
のホットシートが1番狭かったのは間違いないよな。指定料金は1番高いのにね。
翼から後ろめの方がシートピッチは少し広いのか? このLCC機体の前から後ろまで全座席のシートピッチを測ってみたーい!
聞く所、見る所によるとPeach国際線仕様の機体にも同じ料金でシートピッチが広い座席場所が有るという情報も有る。
で、順調に全員が乗り込みエンジンもスタート!よーし!早目に出発しそうだなと思っていたらね、あれ?エンジン止まったぞ?
いやな予感しか無い。
右側窓の外を見ていると貨物室のドアがまだ開いているでは無いか?ん? トーイングカーと作業者が来て係員が貨物室に乗り込んで行ったぞ!何だ何だ? 出発寸前だぞよ!
しかもスーツケースを降ろし始めたんだ。
まさか?これは?全預け荷物をもう一度セキュリティ検査するあれか?まじで荷物を降ろしてるよ、もしそういう事なら1時間はかかるんかな。
はー?マジカッ!又遅延になるんかと考えていたんだけど一通り荷物をおろし終えるとね
貨物室の扉を閉めて、直ぐにエンジンがスタートした。そしてプッシュバックが始まる。
ん? この機体が関空へ到着したのは多分2時間位前だと思うけど今降ろしたスーツケースの荷物は降ろし忘れてたのか?
そんな事が有るの? オペレーションは関空側だと思うんだけど。。。
時計を見るとこれで約30分の遅延だった。
チェンマイへのフライトはかなり揺れた
中国大陸上空には雲がびっしりで大気状態も不安定そうだな。見たこともないダイナミックな雲海の景色が眼下に見えていた。
残念ながら地上景色は見えないけど、見た事もない雲海をボーーーと眺めているのも悪く無いね。キレイだ。
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時間的にもうタイ上空かな?てな場所でやっと地上の景色が見えて来たけど、モヤッテル、カスッテル。今の時期タイ北部は空気が悪いらしい、その原因は野焼き!!だそうな。 野焼きて。。。中でもチェンマイの空気が最悪で問題となってるとかいう話だそうな。。。世界一悪いとか何とか。更にしかも現在は乾季終盤で今年は猛暑だそう。そろそろ雨も降る時期らしいんだけどかなり長い間雨が降って無い。タイのどっか地方では雨乞いの儀式がニュースにもなってるぐらいなんだってよ。
この1週間天気を見ると毎日40度を超えているんだけどマジ?で? ホントに?オジサン、いきなり40度の気温に耐えられるのか? とかなんとか思いながら。
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飛行機は着陸態勢に入った。高度が下がり街の様子が見えて来ると寺院らしき建築物が多い事が解るぞ、あれもこれも寺院建築だ! めっちゃ有るやん!ワーク ワーク感 増し増し。そして予想通り空気感は悪ーいね。これが野焼きによるPMなんちゃらなんだと、どんだけ野焼きってるのかね。ここらへんははね?
かなりスムーズに着陸! 入国審査も10分程度の待ち時間だった、審査ブースも多く係員の誘導も良かったのは意外?だったけどね。さぁーチェンマイに到着。今回はここまで、次回、空港からチェンマイ旧市街への移動するぞ編。宜しくお願い致します。
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