ザンジバル旅行-ラマダーン期間のストーンタウン街歩き

渡航時間を除くと丸々5日の滞在。そのほとんどをストーンタウンで過ごした。

アフリカ布や雑貨が好きな人にとっては、何時間でも何日でも過ごせる最高の場所だろう。

このように露店が立ち並ぶ路地が複雑に迷路のように入り組んでいる。

SIMカードを買わなかったため、地図も使えず、それでも迷いながら散策する時間を楽しんだ。

特に今回の旅行でお土産を買うつもりはなかったが、とっても可愛いアフリカ布のロングスカートに出会ってしまった!そのお店には二度入り、悩んだ末に購入。いい買い物をしたと思う。

ラマダーン

ザンジバル到着日はちょうどラマダーンの終盤。ザンジバルの人口のほとんどはムスリムである。

たまたま、ラマダーン終了前後の様子を間近で見ることができた。

ラマダーン終盤とイード期間(ラマダーンの終了を祝う期間)では、明らかに街行く人たちのテンションの差が大きかったと感じた。

ザンジバルは車、バイク社会で、歩行者よりも車優先といった印象を受けたのだが、ラマダーン期間中はその運転がとても荒かった。しかし、イード期間に入ると心なしか運転に落ち着きが出てきたような気がした。
単に、私が車やバイクが多い路地の歩行になれただけかもしれないけれども笑

また、イード期間に入った日から、街が活気に満ち溢れたのが目に見えた。みんな、老若男女問わず綺麗な衣服を身に纏い、盛大にお祝いをしていた。

また、夜の屋台が有名なフォロダニ公園にも多くの地元の人たちが集まった。前日までは観光客がちらほらいる程度だった。しかし、4日間続く盛大なお祝い期間に入るやいなや、まるで東京の満員電車を彷彿とさせるほどの人混みがうまれた。

せっかくの機会だったので、フォロダニ公演とは別の大きな公園にも足を運んだのだが、そこはフォロダニ公園以上のにぎわい。観光客は入る隙もない。優しげな年配の男性に、「スリに合わないように荷物を前でちゃんと持つんだよ」と声をかけられたほどだ。
ものの数分で、ここにいたら波にのまれてしまうだけだと悟り、フォロダニ公園に行き先を変更した。

ムシカキ、シャワルマなど屋台飯は値段も味も満足。シーフード系は少し高すぎると感じたので、屋台では食べなかった。

治安

ラマダーン期間における渡航に関して、たびレジ(外務省のサイト、旅行先を登録すると関連情報がメールで届く)や大学の留学センターから安全に配慮するようにとの連絡を受けており、警戒心をもっていた。
しかし、暴動などに発展するような大きな騒ぎには合わずに無事旅を終えることができた。

ストーンタウン周辺は、昼、夜問わず1人でも出歩けるくらい治安は良いと感じた。もちろん二人以上で出かけた方が安心感は大きいし、周囲への警戒の目も増えることになるので、一人行動を避けるに越したことはないだろう。

ただ、南アと比べると明らかに治安は良い。
ふらふらと路地をさまよう楽しさを味わうことができて大満足の旅となった。


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