そろそろ会社設立を考える

2001年に事業を開始して3年目、ようやく年商が3000万円に達してきました。1000万から3000万までの道のりは、細かくは覚えていないけれど、試行錯誤の繰り返しです。色々なお客様に出会い、紹介され、助けられ、裏切られ、、、、。

何よりも自分への勝手なプレッシャーがしんどかったな。今振り返ると笑っちゃいますが、漠然としたこれから食っていけるの?社員さんを賄えるの?会社はどうなっていくの?といった具体的なようで具体的でないプレッシャーでなんだかしんどい毎日。でも頑張りたいという気持ちもある。何か新しい仕事を引き受けようとすると、人材派遣業の認可が必要だとか、プライバシーマークの取得が必要とか、いちいちひっかかる。それをクリアするための方策を考える。といったことの連続でした。

今助言するなら、小さな目標をたてて、ひとつづつクリアしていけばよかったなと。壁が来るから乗り越えるのがしんどい。でも目標ならクリアしたときに達成感がある。物事の考え方の違いひとつで道がかわったりもするものです。テンパっている私を見て、先輩社長からよく、「焦らないでひとつづつ仕事をこなせばよい。続けていれば必ず成果となって出てくる。いきなり逆転満塁ホームランは無いから。」と言われました。今になってその意味が良くわかる。なんとか会社をモノにしたいという焦りからきっと満塁ホームランを狙っていたんだな。まずはバントでよバントで出塁していこう!

そんな話はともかく、会社設立を焦る私に当時の税理士さんからは年商が3000万円を超えないと会社にしてもねーなんてチクリと言われていたので、よっしゃ、3000万円こえたから会社にしてやる!と会社設立の準備を始めました。何が必要かというと・・・

資本金 (有限会社だったので出資金) および 出資者

定款

法人登記費用

役員

会社印(角印・丸印・実印)

などなど、今はもう設立できないのですが、有限会社を設立するには、当時は出資金が300万円必要でした。株式会社は1000万円必要(ちなみに今は株式会社は資本金0円から設立できます。)当時の私には1000万円の準備はとても無理。当然有限会社の設立を目指すことになりました。


つづく

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