異国の故郷
今年もまた大好きな台湾に行ける事になった。
魯肉飯に小籠包、皆が苦手な臭豆腐も喜んで食べる。日本では高くて飲む気もしないタピオカミルクティーだって、スタバよりカジュアルに飲んでしまう。
大きな夜市も良いけど、街の中でポツンとやっている屋台を探しておつまみを買ったら、台灣啤酒と一緒にゲストハウスで一杯。
暖かい風と温かい心。
どんなに旅に不感症になった時でも、台湾には何度だって足を運んでしまう。
台湾の人達はどうしてあんなに優しいんだろうか。
去年は様々なご縁があって、過去最多の渡航となり、通算ではもう何回になるだろう。
今年もまた4月に開催される台北國際攝影藝術交流展に出展することになりました。
あれは初めて台湾だったかな。
旅の途中で立ち寄ったカフェで仲良くなった友人に、いつか日本で撮った写真を台湾で展示したいと語った。
念願叶って昨年は自分の作品を台湾に持って行くことができ、その後にグループ展にも参加させてもらう事ができた。
残念ながら留学中でその友人に見てもらう事は叶わなかったけれど、思い描いていたものに一歩近づけた気がしている。
でも、目指しているところはまだその先にあります。
パリでもニューヨークでもない、台湾で『個展』をする事が僕の夢のひとつ。
そして、いつか大好きな台湾の写真展を日本でもやりたいと思っています。
国も違えば、帰る場所があるわけでは無いけれど、故郷のような懐かしさと親しみを感じている台湾。
これから先の人生で、あと何回訪れることができるかは分からないけど、その時の自分が出会える瞬間を写真として残していきたいな。
皆様のサポートは、今後の写真展や写真集などの作品制作に使わせて頂きます。より良い作品を皆様のもとに届けられたらと思っていますので、お気持ちだけでも幸せます。