才能ある人が多すぎる…

　才能ある人が多すぎる。そう思いませんか？
仕事にしても趣味にしても何にしても。

　何かを始める。続けてみる。少しずつ出来るようになる。もしかしたら、向いてるのかも。結構才能あるのかも。そう思って周りを見渡す。周りを見渡すと才能才能才能。アンド才能…。

　なんだ、できると思ってたけど周りに比べたら大したことないんだ。僕って普通なんだ。

　そんな風に思うことありませんか？

　noteを書いている人ならわかってくれると思う。一生懸命時間をかけて書いてみる。そこそこよく書けたかななんて思う。他の方の投稿を見る。めちゃくちゃわかりやすい、面白い。しかもこの人毎日書いてる！なんて感じで才能才能才能。アンド才能…。

　才能じゃない。ただ努力してきただけ。好きなだけ。才能のある人はよくそう言う。きっとそうなのだろう。でもそれこそが才能なんだ。そう思う。

　何かに打ち込み、何かに夢中になり、一日中何かについて考え、それを毎日のように続ける。それこそ才能じゃないか。僕はそう思う。

　逆に言えば、何かに打ち込み、何かに夢中になり、一日中何かについて考え、それを毎日のように続けたら、才能ある人のように生きられるのかもしれない。

　でも、そのためにはその「何か」を決めなければいけない。僕には何があるだろうと悩む。

　僕はインテリアデザイナーの仕事をしている。毎日仕事に打ち込み、夢中になり、考え、続けている。自分ではとても才能あるデザイナーと言える自信はないが。僕なりに仕事に真摯に打ち込み、クライアントやサービスに向き合い、僕なりに努力してきた。

　おそらくこれをこれからも続けていくとその先に何かがあるんだろうと思う。人生はまだ長い。

　いつか僕も誰かから才能あふれる人だと見られることがあるかもしれない。その時はこう言おうと思う。

　才能じゃない、ただ続けてきただけ。だと。

　まずは今やっていることを続けてみよう。何もしていなければ何か始めてみよう。そしてそれを続けてみよう。