催眠の話と、yuya流催眠導入

どうもyuyaです。
本当は別の記事書いてたんですが、お嬢様マジシャンが催眠の記事書いてたし、ジャンさんも催眠の記事書いてたし、なんか書かなきゃならん雰囲気を察して急いでこれ書いてます。
そうは言っても、trick or mindご覧の皆さんには、たいして新規性のある話でもないかもしれないので、私がやってる催眠手順なんかも軽く紹介して、お茶を濁そうかと思っております。

催眠についての考え方

まずは、私が催眠について考えてることです。
理論的には、自分が勉強してた時はちょうど「非状態論」が流行っていたので、考え方は近いです。以前の記事にあるジャンさんの「催眠状態仮説」は「自由エネルギー原理」や「構成主義的情動理論」を私がたまたま知っていたこともあり、とてもよく出来た理論だと感じております。
ただ、私は学者ではありませんので、正直「状態論」だろうが「非状態論」だろうが、どっちでもいいです。かかりやすい方法を考えるための参考にはしますが、別に理論が間違ってようがかけられればいいですし、「現象が起きれば催眠じゃなくていい」というのが本音です。

催眠術という便利な言葉

私としては、「催眠術」という言葉をあまり使いたくないんですよね。
理由は、「催眠術」という言葉を使う専門家と名乗る人を、個人的に信用出来ないからという主観的な問題ではありますし、同じように思う人がどの程度いるかもよくわからないので、気にしなくていいんですけどね。

「催眠術」という言葉を使うことで現実的に起きうる問題としては、「催眠術」自体をまったく信用してない人に、催眠を行う場合に骨が折れるというのはあります。1対1で催眠を行うときは、先程書いた通り、現象が起きればいい訳ですから、その人が信じやすいもの(霊とか気功とか科学とか)を利用した方が理想的です。
ただ、ある程度のショーになった場合に、「催眠術」って言っておけば、大多数の人が結果をイメージ出来ますし、「かかりたい」って層が一定上いるので非常に便利です。霊を降ろされたいって人はあまりいないのに不思議なことです。効率化するにはいい言葉だなと思ってはいます。

ここから先は

3,419字
この記事のみ ¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?