インスタとノートとユーチューブとメルマガと
昨日、写真の撮影中に動画を撮りました。
昨日、数年がかりの護岸工事やコロナだったりで、行く機会が阻まれていたロケ地で撮影しました。
動画に一歩足を踏み入れて、めちゃくちゃ感じるのは、音楽の重要性。その音楽に合わせて映像を切っていく。その音楽に合わせた浮き沈み、メリハリが撮れているといい。盛り上がる部分にはこんなシーンがあったらいいな、とか、イントロはこんな映像だったらいいな、とか。
やればやるほど発見があり、猛スピードで進化しているのを感じます。たった1か月前まで動画には苦手意識があって、避けて通ってきたのに。
まちづくりの組織に所属して、自分が言い出しっぺではあるにしても、強引に自分が動画を作る立ち場になっちゃって。ムリだろーと思いながら、スマホでやってみたら意外とできて、意外とおもしろくて。
音楽の重要性と、あと言葉の重要性。
家族写真には、言葉がいちばん強さを持つ、と感じました。それを受けて、次はああしようこうしようと考える。今は実験中で、経験を重ねる段階。自分が人さまに届けたい本当のものを、見つける旅、な気がしてます。
で、こういう動画を作っても再生数は伸びなくて、そりゃクオリティは素人レベルだけども、自分的にはスーパー気に入っている。その反面、10/12の「津祭りに行ってきました」という動画は3日で500再生以上になって。
傾向として分かったのが、観光地や有名施設、イベントの名前がタイトルに入っていると、見てくれる人は増えやすい。
今は身内にしかチャンネルを伝えてないけど、「津祭り」に関しては身内じゃない人が検索してたどり着いてくれているぽい。しかも、YouTube経由で「(15年ほど前だろうか)学校写真撮ってもらってた」というコメントをいただいたりして、これまで届かなかった人へアプローチができている。
おもしろ。
インスタグラムは主にサッカー名ゴールシーンを見るためにしか開かない、ユーチューブは動画勉強のために今ホットな状態、メルマガはやるやる詐欺でとまった状態、そしてこのノートが一番落ち着く場所。
今日は定休日で誰もいなかったけど、朝からたまった編集、昼から銀行、電話打ち合わせ、zoomミーティング、2件の資料作成、などなどなぜか撮影してる日より疲労を感じた。天気悪かったからかな。
夜9時から関係者(フーシャスタッフ&フリーランスパートナー)で勉強会zoomをひらいた。山中の持っている基礎知識の共有、最近の写真業界の時流、そこから思い出す気をつけるべき点、今撮っている写真を共有しながらしゃべりまくる、今後どう進めていくかのプラン、など。
毎週火曜にやることに決まり、そのうち希望者を募ってビジター参加もできるようにしていく構想。
卒業アルバムやウェディング、ファミリーのアルバム、スタジオの台紙など、「作ってきた世代」はもしかしたら、自分が最後なのでは。
作ることで得る知識、撮る写真の整合性を持てると言うのに、今はまさに「作らない世代」。
今どきのフリーランスが、そもそも撮影で忙しいのに、データ納品で完結できるのに、わざわざ労力をかけて営業スキルもつけて、自分でアルバムをレイアウト&デザインなんて、していかないだろう。してる余裕なんてないだろう。
センスのある人は撮影で忙しくなるし、センスのない人はそもそもアルバムを作って、と言われない時代。
それがつまり、本当のところの技術力の低下になっていくのでは、と考えています。そうならぬよう、「作ってきた側」の人間としての知見も、とことん伝えていこうと思ってます。
もちろんそれだけじゃないけどね。
おしまい。