また新しいラボと。
あったかくなり、気持ちも晴れやかになってきます。新しいことがずんずん生まれてきている。
考え方が少し進化するだけで、たくさんの人にいい影響をもたらしてくれることがあります。
もともと、お宮参りの「神社同行撮影」というのは、ほぼ寝ていてほぼ顔しか写らない主役の赤ちゃんの、撮れる写真のパターンが少なすぎて、どうにかできないものかと悩んでました。
出張でもお宮参り記念写真用のイスを持っていくとか、背景紙を持ち込むとか。大変なので現実的ではない。
こちらの思うほどのたくさんの写真が撮れないのに、そう思っているのはこっちだけで、お客さんのほうはその現実を知らないのだと思われます。
だからって正直に説明して「あんまり撮れないから神社同行の撮影はできません」とはしたくない。
しっかり撮りたいのに、どうあがいても神社だけでは撮れないのです。しかも真夏、真冬の過酷な時期だと悲惨になります。
その撮影だけ安くするとしてしまうと、自分たちも価値を見失ってしまうし、成長させるのをやめたということになってしまう。
お宮参りでは、中には「神社のあとにお食い初めをするから食事会場でも撮影したい」、または「神社のあとにスタジオで撮影したい」、という方がいて、少数なのでその都度いろんな食事会場へ、スタジオご希望の場合は毎度少してんやわんやして、いわゆる「言ってもらった通り」にご対応をしてきました。
てんやわんやするけど、神社だけじゃないとなると、撮れ高がよくなるのでこちらもホッとします。
ホッとするのに、お客さんによって残したい写真が違うので、こちらから勧めることはしてきませんでした。
それと、出張で1枠、スタジオで1枠をダブルで使うことになるということにも若干消極的でした。
しかし。今はもう違う。仲間も増えた。撮れる場所も増えた。
昨日のミーティングにより、お客さんのご要望に合わせるという受け身体質を見直すことができました。
ひとつのパッケージプランを作り、指定のいくつかの神社(スタジオから近いという条件)で撮影、そのあとスタジオで数カット撮影、そのあとスタジオ横の料亭(若夫婦でかなり親しい)でお食い初め。
これをご案内していくことで、お客様側も我々も、てんやわんやしないで済む。
なんで今までしなかったんだろう。お宮参りを独立させて考えたからできたことです。早速、隣りの料亭へ話をしにいき、OKもらって進み始めました。
そうなった翌日の今日、伊勢の仕事仲間(の乃フジさん)から連絡があり、伊勢神宮おひざもとの猿田彦神社でのお宮参りにいけるか、と。
そこ、しょっちゅう行ってまして、ただやっぱりお宮参り単体では難しい、という話の流れから、の乃フジさんのアトリエの裏に今は使われていない施設があり、そこを使わせてもらえることに・・!過去に何度か使わせてもらった場所で、背景紙を立てるでしか撮影ができない場所だけど、今となっては超貴重な場所。
の乃フジさんとの撮影だけでなく、我々単体での仕事でも使わせてもらえるそうです。
病院が持っている施設で、名前は「◯◯医院ラボ」。先生と感覚が似ているかもしれない。
もうこうなったら、伊勢でもDIYしちゃう?
それでは!
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