前撮りの終盤ってばもう
尾鷲(おわせ)での前撮りをついに成し遂げました。
これがどれだけ偉大なことかは、自分だけにしか分からないということと、他の誰かは偉大と思わないであろう二つの側面があります。
写真一枚一枚から語れることがあるなあと思っていて、尾鷲前撮り、に限らず最近の超繁忙期を総じて語るべきことはたくさんあるだろうに、総じるのが得意ではないので小出し小出しに。
5時間近い撮影の終盤、ずっと近くに居てくれた親御さんたち。
あとは駐車場に戻りつつ撮っていくだけ、そんなに「画」(え)としては変わり映えがないぞ、って思ったときに、
今からこのカメラはしばらくオフするんで、ご家族だけの時間を過ごしてみてください、
絶対大事ですよ〜コレ、
って言ってみたんです。
そしたら、お嫁さんのお父さんが、ずっと距離を保ってくれていたお父さんが、すぐに我が娘へ寄っていき、お母さんのスマホで撮影をされていました。
なんかジーン。
ここで、そんな写真、こっちのカメラでも撮りますよ、撮らせてくださいよ〜って行きたいところをおさえて、
スタッフ陣は遠目に、じんわり見ていました。
僕たちが入ると気をつかってしまわれるし、これは完全にご家族だけの時間、空気でいてほしい。
(ちなみにご家族ごとの写真、両家集合写真は要所要所で撮らせてもらってます)
こんな幸せな時間、普段の下請けのお仕事では作れない。
モーレツに時間の制約があるからね。
ほんとによかった。
このあともまあまあ撮って、撮影終了。
最高でございました。