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引っ越し完了新しい世界。


自分の親はもちろん35年も前にSNSなんてしてないけど、この子たちが大きくなったとき、だいたいの親がSNSをしてるんです。

意図的に消さない限り、またはひた隠さない限り、この子たちは30年くらいしたら、今僕たち親が書いている全てのことを、見ようと思ったら見れるのです。

そんなことをたまには意識して書いてみよう。

ナナエへ。

親の好奇心の都合で、新居が建つ半年までのあいだに、まさかの古民家への引っ越しとなりました。まさに、電撃引っ越し、決めて1週間足らずでの引っ越し完了となりました。

父ちゃんとしては、生活がいきなり変わり、また明るめの新しいアパートから壁の薄い、虫の出る、暗い古民家に引っ越すなんて、ビビり最強のきみにとっては本当にしんどいことだと思ってます。

だから、さぐりさぐり、最大限気を遣いながら、きみの顔色をうかがって古民家のことをしゃべっていました。

古民家に引っ越したら、毎日鬼ごっこしような、

古民家に引っ越したら、もう2階の人のこと気にして壁ドンドンすな、って言わんからね、

音楽も大きな音でずっと聴けるよ、

きみが喜んでくれそうなことだけを言って、きみの引っ越し熱を上げていくのに必死でした。

まだ荷物の移動もままならないとき、父ちゃんがなにも言わなくても、きみは家に入ってそうそう鬼ごっこをはじめたり、壁をドンドンしたり、音楽を大きな音で聴こうとしたり、しましたね。

父ちゃんの話を、純粋に聞いてくれてたんだなと嬉しくなりました。

慣れない生活がはじまり、心労はきっとあるんだろうけど、毎日怒られては泣いて、保育園行きたくないと言うけどお迎えのときはニコニコで帰ってきてくれ、

毎日毎日、1ミリずつ成長してくれるから、父ちゃんたちは安心できて、生活もお仕事も元気いっぱいで日々を送ることができます。

昨日は父ちゃんのお仕事がお休みだったから、保育園も休んで一緒に引っ越し作業をしました。5歳の誕生日にディズニーランドへ行きたいと言っていて、今日それをママに言いました。

5歳のディズニーランド、覚えてますか。

ハイエースのうしろに木でベッドを作るという設計図は、きみの頭の中にしかありません。ぜひあなたの子どもにも、同じようなものを作ってあげて、いろんなところへ連れていってあげてください。

それでは、毎分愛してます。

本日引っ越し業者さんによる本格移動を終えました。載せた写真たちは、数日前の引っ越しする前のものです。

昭和を彷彿とさせる内装にしたいものの、現代風なものが次々と置かれてしまうと、もういいか、と思えてしまいます。

さあ新しい世界。

もうすぐ10月1日、会社としては6期目に突入。まあまあ気合いが入ってます。

お読みいただきありがとうございました。

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