運動は、心の変化 → 脳の変化につながるの?
こんにちは。
やまゆう(@Yuyama)です。
「運動不足な人のきっかけ作り!楽しく!正しい行動と運動で元気な人をたくさんに!」
理学療法士の知識や大学院で研究をしてきた経験を活かして、世界の研究論文の紹介や日々の生活での工夫案を発信するため、note記事を書いています。
人との対話の中で、人生をよりよくしていきたいと思っています!宜しくお願いします✨
今日は「運動すると脳にもいい変化があるのか?特に『心』に着目!」というテーマで、論文紹介も兼ねて書きたいと思います。
先に結論から伝えると、
『運動することは、心を前向きにするホルモンを分泌することを促す効果がある!』
ということです。
深掘りしていきましょう☺️
▶︎運動はカラダにはいいのは知ってる!心にはどうなの?
皆さんはつね日頃から運動をする機会がありますか?
もしくは、意識をしていますか?
運動は一般的にもとても大事であるといわれていて、おそらく心のどこかで
『運動はしないとなー』って思っておられるのではないでしょうか?
運動が大事であることを解説している記事はこちら!
よかったら見られてください😁
そして、この運動が『心』に対してもいい効果があることがいわれています。
そのことについて解説している記事はこちら♪
↓ ↓ ↓
実際にぼくも運動が好きで、生活の中に取り入れてやっているのですが、運動した後は気分が前向きになることをよく経験します。
運動ってほんと、いいことが多いですね(^ ^)
▶︎脳の中のホルモン『セロトニン』って?
気分に作用する身体の状態ってどのようなものがあるでしょう?
『セロトニン』
と呼ばれる、脳の中のホルモンがあります。
たまに、テレビなどで取り扱われることもあるので、聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか?
この『セロトニン』について簡単に解説します。
▶︎気分や感情のコントロールを行っていることが知られています。
うつ病をはじめとする気分障害と関係があるといわれています。
参考にした資料
なので、『心』を安定させたり、心の病気の予防のためにも、『セロトニン』は重要な働きをしているのですね。
▶︎運動で脳にどのような変化が出ているの?
この『セロトニン』ですが、薬によって調節することもあるようです。
でも、自身でどうにか調整できればいいですよね!
今回は
『運動することでセロトニンにどのように影響があるか?』
といったことを調べている研究がありましたので、分かりやすく紹介します。
日々の生活に役立てることができそうな内容です✨
ーーーーーーーーーーーーーー
この研究は日本の大学の研究チームが2014年に発表した研究論文です。
対象は、平均年齢23歳の男女16名です。
このうち、8名ずつ2つのグループに分けています。
🚲30分間、自転車漕ぎ運動をするグループ(負荷量は中等度)
💁30分間、座っているだけのグループ
それぞれのグループに対して、
✏️前後での脳の活動
✏️『セロトニン』の量の測定
を行なっています。
結果はどうだったか?
↓ ↓
自転車漕ぎをしたグループは、座っているだけのグループと比べて、
💡不安・緊張のスコアが軽減
💡『セロトニン』が運動終了30分後に有意に増加!
💡脳の一部である『前帯状皮質』の活動が低下
→ 不安が少なくなりやすいということ!
といったことが明らかになりました。
運動することは即時的に脳の『セロトニンが増える』という効果があるのですね。
‼️注意点もあって、今回の研究は対象が若年健常者です。
この結果が高齢者や、うつ病など精神疾患がある方にも適応できるかどうかは分かりません。
一応、人が運動することはこういった効果があるかもしれないー!
ということは頭の片隅に入れていただければ幸いです!
ーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしたでしょうか?
今回行なっている運動は「有酸素運動」に含まれると思います。
私が普段感じている、運動をした後のスッキリ感は、脳の変化の結果としても考えることができるかもしれませんね😁
〜 今回のまとめ 〜
☝️運動は『心』に対しても効果的!
☝️『セロトニン』は心の状態を調節する役割がある、脳のホルモンです。
☝️有酸素運動をすることは、即時的に『セロトニン』を増加させる効果がある。
以上となります。
それでは、最後までご覧頂きましてありがとうございました。
少しでも「タメになったー!」って思われた方は、「スキ」「フォロー」していかれてくださいねm(__)m
また宜しくお願い致します。
やまゆうでした。
やまゆうのプロフィールはこちら
↓↓↓