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4stで全日本ハードエンデューロ選手権に参戦してわかったこと

こんばんは。
毎日のコーヒーが欠かせず、ついに利きコーヒー(エチオピア)が出来そうになってきた吉良祐哉です。
#エチオピアにはうるさい男

さて、前回の記事では敢えて4st250ccのマシンを買ったことについて書きましたが、今回はそのマシンで全日本ハードエンデューロ選手権開幕戦に参戦して分かったことをテーマに書いていきます。

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▼4stマシンの特性
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今回初めて4stのエンデューロマシンでハードエンデューロレースに出場しました。
結果は惨敗の12位で、詳しい記事は別で書きます。

これまで4stのトライアルバイクは乗ったことあるけど、エンデューロバイクは初めて。
乗ってびっくりしたのが、4stのトライアルバイクとは特性が全く違うということ。
一言で言うなら、スピード出して走る仕様かな。
#そりゃそうやろ


4stの特性4つ
1. 2stの方が低速トルクがある
驚いたことに、低速トルクは4stよりも2stの方がありました。

2. エンブレがめちゃくちゃ効く
4st特有のエンブレ(エンジンブレーキ)がめちゃくちゃ効きます。
トライアルでもずっと2stを乗ってきたので、これにビビりました。
ヒルクライム登頂間際にアクセル戻して惰性で登ろうとするとその場で止まる感じ
※このエンブレは効きにくくできるとのこと

3. 中速域から一気にパワーが出てくる
低速トルクはないけど、中速域から一気にトルクもパワーも出てくる。
低速域では大人しいマシンが急にオラつきはじめる感じ。

4. とにかく地面を掻いて(掘って)上る
低速トルクが無い分アクセルを開けて、地面を掘りながら進むイメージ。
開けて我慢する感じ。
なにかしようとしたらダメで、じっと我慢するだけ。

マシンの軽さに関して思うことは無くて、むしろ昨年乗った2stのRIEJUより軽く感じた。
#GASGASは4stも2stも車重に差はないみたい

今回マシンを受け取ったのがレース2日前で、時間的に何か調整することもなくストックの状態でレースに出たので、サスのセッティングをハードエンデューロに合わせるだけで、もっとマシンを軽く扱えていたはず。

レースに出てみて思ったのはこれくらいかな。

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▼4stの改善点
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まず、4stの改善点というにはまだまだ乗り込み時間が短すぎるので(4.6時間)ザックリと。

1. 掘りながら進む特性なので、FIMタイヤよりもブロックの高いタイヤ
2. ECUを書き換えしてもっと低速よりのエンジンにする
3. 回転の上がりを遅くする
4. 全体的にもっとトルク感を出す(エンジンチューニングなど?)

ひとまず4つが思いつく限り。
慣れが解決する部分かもしれないので、乗り込み必須。

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▼今後の4st活動プラン
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さてさて今後の4stでの活動ですが、ひとまずG-NETで1勝を目指します。
次の日野 / 大町の2戦は出場しないので、【Rd.4 Hidaka Rocks】以降で達成してやるぅ!
#突然のアホ

G-NETで勝利目標とは別に、シンプルにスピード練習にも取り組みます。
せっかくハードエンデューロに参戦しているからには、ハードエンデューロの世界選手権にも参戦したい。
#打倒ビリーボルト

そこで結果の残すには圧倒的にスピードが足りないと感じています。
現在の世界のハードエンデューロトップライダーには元トライアルライダーがほんとに多いのですが、彼らはスピードもあって日本のモトクロスなら間違いなくIA以上。
そこにトライアルテクニックだけの僕が行っても勝てるはずがありません。
そのためのスピード(モトクロス)トレーニングを積む必要があります。

スピードに関してはド素人(NBクラス以下)で、日本のクラス分けで言うと3階級レベルアップ必須。
(NB → NA → IB → IA)

しかし年齢的にも時間をかけてられないので、効率良く上達していきたいもんです。
これは誰しもが思うことだと思うので、
このブログ内で、僕がスピードトレーニングを積んで上達していく様子を伝えていこうと考えています!

・どのような考え方やトレーニングをしていけば良いか?
・バイクのセッティングは?


などなど…

速くなるため、上手くなるために役立つ情報を届けていきます!
ぜひ楽しみにしていてください!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回の投稿もお楽しみに!
それでは!

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