#13 コミュニティデザイン:オンボーディングの設計
コミュニティにおいて、オンボーディングは特に重要になります。
なぜなら、オンボーディング次第でコミュニティへの参加具合を決めると言っても過言ではないからです。
海外の有力なDAOでは、オンボーディング担当のチームを作っているところも多いです。
※オンボーディングとは?
新しい仲間の歓迎や教育など、順応の促進
設計の際、下記の3つを考えるのがおすすめ。
・価値(Value)
・愛着(Attachment)
・貢献(Contribution)
それぞれ説明していきます。
価値(Value)
・コミュニティから受け取る価値に早く辿り着いてもらう
・参加者が求めているものをコミュニティが提供できることを示す
愛着(Attachment)
・コミュニティへの最初の愛着に早く辿り着いてもらう
・共通の体験やストーリーが効果的
貢献(Contribution)
・コミュニティへの最初の貢献を早く行ってもらい、その貢献の成果を感じてもらう
コミュニティに対して価値や愛着を感じ、貢献をしてもらうことでやりがいにつながっていきます。
具体的な活動例について紹介していきます。
価値(Value)
自己紹介しやすいガイドを作る
困った時の相談役を明確にする
新規の人向けの部屋を作る
新規の人たちをどう歓迎すればいいかを既存メンバーと決めておく
新規メンバーにスポットが当たる機会を提供する
愛着(Attachment)
コミュニティの物語や歴史の共有を行う
参加した際の儀式的なイベントを行う
それぞれ個人でメッセージを送るなど歓迎をする
コミュニティの文化を伝える活動を行う
貢献(Contribution)
役割の割り振り、初期タスク決め
コンテンツ作成や他の人への招待など、貢献の機会の用意
オーナーシップを持てるような機会の提供
【まとめ】
オンボーディングで有効な活動は、コミュニティマネジメントの手法リストとしても使うことができます。
新規メンバーをどう対応するかでコミュニティの目的達成度は大きく変わってきます。
上記を参考にデザインしていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?