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札幌市100人カイギは進化していく。

読者のみなさま、アクセスありがとうございます。こうして定期的にレポートを書く経験と言うのは初めてで、ホントに毎回書けるのかなぁと思ってしまった私です。
「才能とは『続けること』である。」と、最近ある人が言ってまして、あぁ、なるほどなぁ、、、って。継続は力なり。これを体現している人って、本当にリスペクトです。

さ、と言うわけで。

2023.3.7
私にとってもはや定例となりつつある札幌市100人カイギ。vol.4に参加してきました。ゲストスピーカーがトータル100人になったら解散する、ゆるくてアツいコミュニティイベント。全20回、毎月の第2火曜日の開催を予定しています。

さて、今回の100人カイギは色々と変わったところがありました。まずはそこをご紹介。

ここが変わったよ!100人カイギ!

①会場が変わりました

今回から会場が変わりました。

前より少しスタイリッシュな空間に。容量も割とコンパクトになった感じでしょうか。参加者規模から考えると、無駄のない広さです。(そして多分、前より片付けが楽!そうだろ運営!?笑)
個人的には前くらいゆったりした広さの方が好きではありますが、今回の会場もいい雰囲気の空間でした。

②首から下げるネームが変わりました

私が参加した過去2回は名刺をネームにしていたのですが、今回は名刺サイズの紙に、名前と、自分を表すハッシュタグを3つくらい書くスタイルになってました◎デコレーションし放題ですね。ゆるい感じがパワーアップです。(確かに名刺だとセミナーに来たみたいな感じがしますね。)
手書きなので、究極、本名じゃなくても良いわけです。・・・そっか今気づいた。愛称でいいんだ。(愛称ないけど。くそっ。)
今回、私は本名と、#ポケモン #カレー #子育て と書きました。このあたりも、話題のキッカケになるような工夫ができそうですね!

③運営の服装が変わりました

そーなんす。スーツから私服になってました。前から『私服の方がたぶんコンセプトには合ってるよなぁ』と思ってはいましたが、今回実行されていて感動しました!運営の努力、素晴らしい!(気になったのは、私服、わざわざ持ってきたのだろうか、それとも私服で仕事してたのだろうか、、、謎。)

④MCが変わってました

運営いわく、このカイギは『若手女性チーム4名と中年男性チーム3名』で編成されているそうです。(「若手」とか「女性」とか区別することに違和感を覚える方はごめんなさい。)
過去2回は若手女性チームの方がMCをしてたんですけど、今回は中年男性チームの長谷川さんがライブ感のある軽快&ゆっるーいトークで大筋を回す展開でした。うん。ゆるく場を回すってのも大事。セリフになっていない感じと言うか、、ちょっとテキトーなくらいが良い塩梅。
(念のため書いとくけど、「MCが変わってる」って「変な人」って意味ではないですよ。決して。長谷川さんはとっても軽快な人。飲みに行くと楽しそう笑)

⑤アイスブレイクが変わってました

今までの「他己紹介」ではなく、今回はいきなり3〜4人で集まって「自己紹介タイム」ということで、アイスブレイクが行われました。これはネームが自己紹介用に工夫できるように変わったので、自身のハッシュタグを活かした自己紹介を行う意図があったのだろうと思います◎やっぱり最初のこの時間は楽しいです。もうちょっと時間が欲しかったくらい。

素敵なサプライズ

100人カイギを始めた人、現る

100人カイギは今や全国各地で行われているのですが、一番最初は東京都港区のカイギでした。その「港区100人カイギ」を始めた人、『100人カイギ見届け人 高嶋 大介さん』が足を運んでくれたというサプライズ!

100人カイギ見届け人 高嶋 大介さん

この日の札幌市100人カイギはvol4にして60人を超える満員ぶり。高嶋さんもその熱意にすごく感激をされていました。色々な100人カイギを見てきている人の目に、札幌市はきっと「推しの一つ」になっているのではないでしょうか!(アツいぞ北国!)

30年ぶりに誕生した女子アメフトプレイヤー、現る

この日本で30年ぶりとなる「女子アメフトプレイヤー」が誕生したのを知っているでしょうか。
吉田 未央さんです。3.10に札幌最大級のシェアオフィスBYYARDにて壮行会が行われ、大盛況だったそうです。私も吉田さんの話を聞いてみたかったのですが、残念ながら予定があって行けませんでした。
100人カイギでも近くの席に座ってはいたのですが、、、これまた残念ながらご挨拶すること叶わず。うーん。。チャンスを逃してしまった。。

とまぁ、今回の100人カイギは、ゲストスピーカーの他にもサプライズゲストが参加している豪華イベントとなりました。もしかしたら今後も、こういったサプライズゲストが参加するようなカイギになるんでしょうか。ワクワクしますね!

5人のゲストスピーカー

今回も個性豊かなゲストスピーカーが独自の展開で話を繰り出す・・・!!

加藤 丈博さん

サッポロビール株式会社 北海道本部 流通第3営業部長

黙ってなんかいられない!サッポロビールから北海道をアツくするパパは単身赴任中!
「男は黙ってサッポロビール」「キンキンに冷えた最高の1杯」がビールの醍醐味だと思いますが、この人は真逆だった。もちろん最高の意味で。こんなにアツく語る人が北海道にいてくれることが誇らくなる。そんな人。
いつもやりがいを持って仕事をしていた。でも、さらに「楽しさ」を求めてサッポロビールに入社。楽しく仕事がしたい。でも1人じゃ無理だ。みんなとワクワクしたい・・・。サッポロビール、ここならできる。もっと強く。社員が楽しくないと、飲む人が楽しくない・・・!人事への配属を機に「個人が楽しい」から「学生が楽しい」「チームが楽しい」「社員が楽しい」へと考え方が訂正された。サラリーマンに対してネガティブな印象を持つ学生へ、『ジョブ欲』などで「仕事が楽しい」ことを伝える活動もしている。アイデアを求められ、考えたことが実現できる。「やらされていた」仕事から、「やりたい」仕事になる。社会人は楽しいぞ!を体現している人だった。北海道に単身赴任で来て1年半。サッポロクラシックは外国人のお土産ランキングNo1だ。人生の喜怒哀楽の横にはサッポロビールがあって欲しい。黙ってなんかいられない。サッポロビールの加藤丈博はメラメラに燃えている。。。

須田 桃加さん

クリエイティブコミュニティ [アオドリ] 2期代表

クリエイティブ×クリエイティブは無限に北海道をアオドっていける
10代・20代の学生、社会人で構成されたクリエイティブコミュニティ「アオドリ」。この青春を彩るコミュニティには、モデル、カメラマン、ライター、デザイナーなど、さまざまなアーティストが集っている。個性と個性はオープンイノベーション的な効果を創り出し、撮影会、展示会などのイベントを、自前でハイクオリティに完結させることができてしまう。とんでもないクリエイティブコミュニティだ。。
「すだもも」の愛称で親しまれる彼女は、モデルからカメラマンに転身し、アオドリの2期代表を務めている。自身の韓国留学の経験を活かし、韓国人を相手にストリートスナップを撮影することも。
クリエイターは孤独だ。だから、誰かのきっかけになったり、一歩を踏み出す勇気になったり、行動を重ねて価値観を変えていったり、そんな経験をアオドリで提供したいと語っていた。青春を青春で終わらせない覚悟を強く感じました。
広告代理店に務めている彼女のハッシュタグは、#アオドリ代表 #広報 #ディレクター #カメラマン #韓国語。これはすべて『伝える』ことにつながっている。人と人、人と情報、人と地域を繋げていきたい。
アオドリには力のあるクリエイターが多い。アオドリでそれを十分に発揮して、北海道の課題をクリエイティブの力で解決することを目指している。この覚悟を、近々開催する展示展『小吉展』で確認してみてはいかがでしょうか。3.15〜3.19@MAGAACY B1F / 11:00〜17:00

後藤 智人さん

藤井ビル

<仕事・住居・子ども>の高難度アンサンブルを超絶技巧で乗り切ったコンサートマスター
仕事とは全く関係のない話をします!から始まった、夢と希望の移住生活。奥様の地元である「札幌」に、<夫婦で働いている>こと、<家を購入している>こと、<子どもがいる>ことなどのマルチタスクを同時に処理した一部始終、、、というかほぼ全てを曝け出して、笑いと歓喜に包まれた「後藤家移住物語」を語るのであった・・・。
時は2020年2月。コロナ禍を機に週5の在宅勤務が始まり、片道1時間の通勤時間が無くなることで得たものは「家族との時間」だった。会社では予算・人事・システムと中枢分野の仕事を任されていたものの、『プライベートも充実させたい』という思いを胸に転職を決意した。
ちょうど仕事への欲もあった。システムを扱っていたため、現物を扱う仕事がしたかった。会社が大き過ぎたため、企画を通すハードルが高過ぎた。だから、色々とチャレンジできる仕事に魅力を感じていたのもあった。そうだ、札幌へ移住しよう。スキーとかキャンプとかしたい。あったかい一軒家でバイオリンも弾きたい。空気もうまいし。北海道は最高じゃん。
こうして始まった「札幌移住計画」ですが、最高の秘伝書が爆誕しました。ご本人の了解を得ておりますので、ここに添付します。

『拡散自由』とのお言葉を頂戴しています故、ぜひ「北海道に移住したい、戻りたい」とお考えのご友人などいらっしゃいましたら、この秘伝書をそっと渡してくださいませ。きっと、お役に立つことでしょう。
なお、後藤さんは「移住者コミュニティ」を作っているそうです。メンバー募集中なので、札幌移住組の方はぜひ!!

大場 伸二さん

UNWIND HOTEL&BARブランディングディレクター

北海道をブランディングし尽くすまでホテルマン(育休中)の野望は終わらない
運営の長谷川さんとは幼稚園のパパ友という大場さん。(だから今日は長谷川さんがMCなのか!?)本日付でブランディングディレクターに就任したという話からスタート。
スキーのインストラクターとして札幌とニュージーランドを行ったり来たりしていた経歴をもつ。将来の夢はインディージョーンズ。とっても似合う。カッコいい。
「大真面目に、札幌を世界一訪れたい街にしたいんだ」と語るのは、コロナ禍でのホテル業界への大打撃がきっかけだった。一泊3000円などの低価格競争。やっててつまらない鬱々とした空気感が漂う毎日。そんな中でUNWINDが取った戦略は、値下げをせずにブランディングを強化することだった。ホテルごとに設定している世界観に磨きをかけ、さまざまなコラボを連発し、ホテルとしての付加価値を最大限に高めた。「価格」ではなく「価値」で人を集めた結果、街を元気にすることができた。
また、Sapporo Creative Hotel Allianceを設立し、複数のホテルが共同で「街に滞在することの付加価値」を創出するなどの取組みも始めている。コミュニティやコンテンツを創り、「旅そのもの」をブランディングする。この野望のゴールは、北海道を世界一訪れたい場所にすること。4児のパパは育休中だろうと確実に前へ進んでいる。

白水(しろず) 美里さん

北広島市役所 企画財政部企画課(ボールパーク推進室)

北広島の杉田玄白は市民をも巻き込んでボールパークを最高な形で完成させたのだが、、、
「杉田玄白って、解体新書を残したのももちろんすごいんですど、彼は人を巻き込む天才で、あらゆるキーパーソンをどんどん巻き込んでいったのが本当にすごいんです!」と、いきなり玄白愛を全開放した白水さん。『いろいろなことに挑戦できそうだ』と言う想いで北広島市役所に入庁したわずか1ヶ月後に、ボールパーク構想が降ってくると言う引きの良さ。当時、秘書課に配属されていた特権(?)を活かしてファイターズ関係者にお茶を出す時に情報を横聞きするのが楽しみだったと言う。(当然のことながら守秘義務は守ってるよね?)
その後、異動で職場が変わったあともずっと気になっていたボールパーク構想。願いが通じたのか、ある日『ボールパーク推進室の兼務』を命ぜられる。辞令は突然に。(なるほど、北広島市は「兼務」が主流なのか、、?)
ただの球場を造るんじゃない。ボールパークを創るんだ。認定こども園とかサウナとか、いろいろな要素が詰め込まれた施設。言わば究極の地方創生。ファイターズと市役所だけじゃなく、どんどん官民連携しよう!と言うことで、ボールパーク推進期成会を設立してイベントを実施するも、何か物足りない。。。
そんな時、彼女の中の杉田玄白がささやく。『いろんな人を巻き込んじゃえばいいんだよ』と。そうして若手のプロジェクトチームが結成され、イベント等を実施。「ボールパークって野球以外でも楽しいらしい」ことが徐々に浸透してきたタイミングで、玄白は再び彼女にささやく。『もっと人を巻き込んじゃいなよ』って。ついにはチームに市民公募をかけた。意外にもパパやママからの応募が殺到したと言う。子どもたちにとって良い街にしたいと言う想いが、最終的に究極の地方創生をひとつのゴールに向かわせた瞬間だった。3.30の開幕戦はもうすぐそこ。推進期成会の目的は達成される。北広島の杉田玄白は市民をも巻き込んでボールパークを最高な形で完成させたのだが、、、どうやらこの春から東京へ出向するらしい。『会いたい新庄』の気持ちを遺して。。。

ネットワーキング

会場に集まったみなさんが交流を深める時間。先ほど知り合った人と話を深めても良いし、新しい繋がりを作りに行くのもよし。どんな人と出会うのか、と言う楽しさがあります。
今回は満員だったので、あっちこっちで渋滞が発生する事態に!特にゲストスピーカーの前には列ができるほど。どんどん盛り上がってきたな、100人カイギ。(ただ、逆にユルさは感じにくい笑)

実は、100人カイギではネットワーキングの直前に毎回集合写真を撮ってます。撮影したいいつかりょうさんから許可ももらったので、今回から集合写真もご紹介していこうと思います。

みんなでSapporoの「S」ポーズ

最後に

自分の中でユルさを追求していくと、新しい繋がりよりも、繋がった人との交流の方が気持ちが楽になってきました笑
コロナ規制も緩和されつつあり、ゆくゆくは公式で交流会まで企画してくれたら、ネットワーキング延長戦で新しい繋がりを楽しめるかな〜。
次回の100人カイギは4.11です。新年度ですね。気持ちを新たに楽しもうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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レポートが増えてきたのでマガジン作りました。