札幌市100人カイギを楽しんでいるか?
アクセスありがとうございます!札幌も、もうすっかり雪も溶けました。新年度です。春です。桜も咲いてます。GWもまだまだ花見ができます。
通勤中、保護者と一緒に登校する新1年生の楽しそうな顔、不安そうな顔を見ると、すっかり春だなぁと思います。風も気持ち良いなぁ。空気も美味しいなぁ。いやぁ〜心が整うなぁ。
・・・と、思っていたのは8年前まで。突如としてシラカバの花粉症を発症し、鼻水が止まらないし目は痒いし薬は眠たくなるし。。今となっては「春=シラカバ花粉」と言うことで、花粉症になってからは1年で最も憂鬱な時期です。4月中旬から6月上旬まで。
マスクも取りたいのに、花粉でぜーんぜん取れません。くそっ。
2023.4.11
さて。札幌市100人カイギvol.5と言うことで、4回目の参加となりました。ゲストスピーカーが100人になったら解散する地域団欒イベント。いやはや、札幌愛の深い方々が本当に多くて、回を増すごとに参加者がドンドン増えていく人気イベントになってきた実感があります◎
複数回参加すると、知り合いに会える楽しみも増していく、素敵なイベントです。
あ、そうそう。ついに顔パスになりました笑(地味に嬉しい)
雰囲気など
今回は、vol4と同じく道新プラザDO-BOXということで、1階でアクセスがしやすい場所です。
、、、!? 机が無い!!!
そうなんです。前回はかなりの参加者がいたので、おそらくキャパシティを増やすため(と、絶対片付けが早くできるため!)に、机が無くなっていました。これはアレですね、私が参加できなかったvol1と同じイメージなんですね、きっと。
あと、今回から登壇者に対して残り時間を知らせる『ベル』が使われることになりました。なんか「チリンチリン」の可愛いやつじゃなくて、しっかり大きく音がなるやつでした。RingRing…
みなさん話したいことがいーっぱいあって、時間をオーバーして、結果的にネットワーキングが短くなっちゃうから、らしい。確かに。登壇者の話も面白いけど、フリートーキングの時間も大事ですね。まぁここは、登壇者には時間厳守で我慢して(?)もらいましょう!
自己紹介カードの作成や、アイスブレイクは前回と同じ感じ。今日も長谷川さんのライブ感のある進行も楽しかった。『参加者のみなさんの中には、カイギのレポートを書いている人もいます。カタギリさんどこにいますかー?』って。
、、、、ふぁっ!?名前呼ばれた!?!?!?
こんな感じで今日もスタート。
5人のゲストスピーカー
今回は5人だけど5人じゃなかった!今までにないバリエーションで繰り広げられる個性と感性の嵐が吹き荒れました。
※肩書きなんか無しで楽しみましょう!という運営の理念を踏まえて肩書き外しました◎
小杉 啓文さん
趣味を突破する!JAZZYなオジサマに限界は、ない。
北海道が誇る広大な湿原を有する街に、その人は生まれた。野球応援などで存在感を出している管楽器に憧れて、吹奏楽部に入った。高校は地区大会金賞の常連校である釧路湖陵高校。トロンボーンを吹いていた。そしてそれは今も続いている。大学には吹奏楽はなかったが、ジャズバンドがあった。フリーフォームレスジャズオーケストラ。形のない変幻自在の奏者となった。大学2年の時に全市、3年の時に全道、4年の時に全国を規模にしたライブイベントを開催し、成功させた経験を持つ。イベントの中でトーク力も磨かれて、現在もラジオ放送を続けている。
この培ったスキルは仕事でも応用できた。「文化財×観光×教育×まちづくり」は「音楽×バンド×イベント×ラジオ」の企画・プロデュースの経験が活きた。仕事面でもMCいらず。趣味を突破した仕事力。原点は、趣味。その仕事力に限界は、ない。
鈴木 和さん
当事者研究で不協和音がハーモニーへ。研究成果が楽しみで仕方ない。
鈴木家の三男は研究者である。どうして学校へ行くのか。どうして6年制なのか。どうして勉強をするのか。テーマは尽きない。明確に答えられる大人もいない。だから自ら研究することで、さまざまな出来事に納得をして成長していくことができる。
生活しているとさまざまな「苦労」がある。そして不思議なことに、苦労は感染する。そのベクトルもさまざまだから、根本的に「苦労の解消」はできない。家族の不協和音となる。だから思い切って、その「苦労」を手放して「そいういうものだ」と受け入れた。すると、子どもは子どもでいろいろ試して、納得して、行動するようになった。勉強が嫌だと言っていたのに、納得して宿題をするようになった。子どもの方が正直で、大人の方がむしろ本音を言えない。
当事者研究。これは一種のメタ認知なのかな。大人にも有効。今からでも遅くない。当事者研究で研ぎ澄まされた大人になりたい。
谷 真理子さん
知るほど興味が湧く!お笑いの地産地消請負人!
突如として始まった、北海道芸人「やすと横澤さん」によるお笑いライブ!会場のボルテージが一気に上がったところで、谷さんのライフストーリーが始まった。一度は挫折した東京での仕事をリベンジすべくパレスホテル東京で修行をした。コロナを機に帰札。その後は動画編集などを行いながら、札幌の芸人さんの活動を手伝い始める。全く興味がなかったお笑い界でのYoutube編集を始め、札幌の芸人さんの多さに驚いた。フリーで活動していた「やすと横澤さん」へDMを送り、ライブなどを手伝った。北海道の芸人さんに興味を持ち始め、フリーでマネージャー業を始める。信用を得るために会社も立ち上げ、行動範囲も広げた。会社を作ることには前から興味があった。決められたルートを歩くのではなく、自ら選択し、スリルを味わいながら考えを形にしている方が合っていた。
札幌で芸人として活動してるのは現状約40組ほど。ほとんど知名度はない。お笑いも農作物と一緒。地産地消を目指す。
鈴木 將之さん
命をかけたビール作りで地球を気候危機から救う人
サーフィン好きから砂浜の侵食を目の当たりにし、環境問題に興味を持つようになった。2019年に「気候危機」というワードを知り、もはや「変動」ではないことを悟る。そして、どうやらそれがビール作りで解決できるらしい。「やらずに死ねるか!」という思いで始めた。リジェレラティブ農業。土壌を修復・改善することで自然環境の回復に繋げる農業なら、自分でもできるかもしれない。
5年前にとりあえず種を蒔いてみたが北海道は雪があって年に1度しか収穫できない。最先端の技術が知りたくなった時に、アグロエコロジーという分野を知った。それを研究できる大学院に通って、研究しながら現地原料100%のオーガニックビールをリジェレラティブ農業でやろう決めた。売るために会社も作った。
この春、日本初のビール大麦「北大1号」を復活させるプロジェクトを始めた。2026年にサッポロビールが150周年を迎える。それに合わせてみんなで乾杯したい。
岡田 吉伸さん
次の誰かのために紡がれた文化を再創する本気のリーダー
みなさんと一緒に札幌を最高にしていきたい!建設会社の代表は「文化を創る」目標をみんなと叶えようとしている。人は「次の誰かのために」仕事をしているんだと思う。これを人生のMissionにしている。
建設現場は大きなマーケット。現場の規模にもよるが、毎日何百人という人が働いている。フードロスを減らすために冷凍パンの自販機をおいた。子どもたちを招いて建設業に興味を持つきっかけを作った。もしかしたら、コンテナハウスに医療や介護や保育の機能を持ち込めるかもしれない。建設現場は、さまざまなビジネスの場にもなり得るし、「想い」を伝える場にもなる。
200万都市に一級河川があるのは珍しい。豊平川は札幌の原点。人が還る場所にしたい。他にもNo Mapsなどのイベントを同時にぶつけて、いろいろな人の力を借りて、文化を創っていきたい。
どんなことも、できることを考えれば、絶対にできる。
ネットワーキング
いつも思うんですけど、ネットワーキングの時間はものすごく場が活性化します。待ってましたと言わんばかりのフリートーク。初めましての嵐。ご無沙汰してますの歓喜。情報交換と情報更新。本当に色んな人がいるから、この空間が小さな札幌市のようで。そう考えると、未来が明るく思えてきます。札幌や北海道の未来を諦めない人がたくさんいる。
そんな人たちとの名刺交換は、いつもワクワクしますね。もしかしたら、交換しただけで関係が終わってしまう人がいるかもしれない。もしかしたら、何年後かにご縁があるかもしれない。もしかしたら、明日にでも何か関わりを持つかもしれない。100人カイギのコンセプトである「ゆるくつながる」というものは、「可能性を絶やさぬこと」なのかなぁと思います。
あ、そうそう、最近デジタル名刺を始めました。今回も何名かにデジタルでご挨拶にさせていただきました。使ってるのはこちらです。プレーリーカード。
最後に
実は今回は延長戦もあって、なかなか長い時間をみなさんと過ごすことができました。改めて思うことは、延長戦に来る人は、「ゆるいつながり」じゃなくて「ガツガツつながろうとする人」だってことです。カイギの場はゆるいつながりの楽しむ場であって、延長戦はつながりを太くする場ってことですね。面白い話もたくさん聞けたし、その中で、自分が組織人として、もしくは個人として、どのように関わっていけるのかなって言うことを、かなり本気で考えてしまいました。
・・・不気味なくらい全く酔わなかったのはそのせいかな笑
次回はもうすぐそこ。場所が時計台ホールに変わるので、また新しい雰囲気で楽しめるんだろうな。
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