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札幌市100人カイギvol3潜入レポート!

2023.2.7
はい、今回も参加してきました。札幌市100人カイギ。ゲストスピーカーが100人になったら解散する「ゆる〜い」繋がりの場。vol.3です。
前回vol.2に初めて参加してみて、単純に面白かった。そして今回は、前回知り合った人と再会する楽しさもありました。vol.2のレポートで書いたように、何回も参加する事で、知り合いが増えていくワクワクがあります。
気張らなくて良い、心理的安全性の高い場を提供しようという運営側の姿勢も感じ取れました。ただ、もっと気軽な感じでやれる気もします。
※前回と同じ会場だったので、今回は会場の写真はありません。ただ、やはりBGMを流していて、良い感じのラフ感がありました◎
※今回も写真撮影は自由でした^^

ゴールを意識してみる

この札幌市100カイギのゴールは『この場にいる全員が知り合いになること』だそうです。なるほどね。とっても素敵。
ただ、とてもじゃないけど1回の参加で約50人の参加者と繋がることは叶いませんでした。だっておしゃべりが楽しいんだもの。「初めまして〜」から「それではまた〜」までの時間がね。どうしてもね。長い長い。笑
ある程度おしゃべりして、ネットワーキングの時間で繋がれる人数がだいたい10人弱。全20回(予定)のうち複数回の参加でどんどん繋がりを増やして、このゴールが達成できれば嬉しいな。

アイスブレイク「他己紹介」の極意

前回と同じく「他己紹介」のアイスブレイク。まずは1体1のペアになり1分ずつ自己紹介。次に2体2で1分ずつさっきペアだった人を紹介し合うブレイクタイム。2度目だったので、極意を編み出しました。笑
初めましてから数分後の人に自分を紹介してもらうわけですから、何か強烈なインパクトを残す必要があるわけです。最初の自己紹介でキーワードを2つ3つ相手に伝えましょう◎
今回、私は『好きなものは<ポケモン>と<カレー>です!』と伝えました。見事に『カレーが好きなカタギリさん』とアイスブレイクの相手3名に覚えてもらうことができました♪

5人のゲストスピーカー

1人の持ち時間は10分間。その中で何を相手に伝えるのか。ゲストの個性が光る。
※個人の記憶をもとに書いてるので、やや事実と異なるかも知れません。ごめんね。

藤田花 さん

ツナガル株式会社「NOMADO PROJECT」広報

マスク越しでも全開の笑みが伝わるアイデンティティシフターは絶賛友達募集中!
父の仕事の関係でカナダやドイツを故郷にもつ静岡県産の27歳。(すでにこの時点で情報が多い!それにしても、父、何してる人だ・・?)自身の略歴と現在の仕事の話。「トップバッターで緊張しており、生温かい目で見守っていただければ、、」という感じでスタート。生温かい目、どうやんだ?笑
大学では中国語を専攻していたらしく、もはや何リンガルか分からないのが魅力。新聞社に3年勤めた経験を持ち、幅広いジャンルで約1,000本の記事を残したと言う。まさに文章のプロフェッショナル。ちょうど1年前に札幌に移住してきたので、絶賛友達募集中とのこと◎
現在は『NOMADO PROJECT』で機会格差を無くして異文化コミュニティを繋ぐ活動をしている。「〜の、窓。」この『どこでもドア』ならぬ『どこでもマド』の魅力はアイデンティティシフトにある。極端な例だと【海外に全く興味の無かった方が、インドとマドを繋いで交流すると、午後にはヨガをして15時にはチャイを飲むようになった。】みたいな事らしい。実例として、フランス・ノルマンディ×大分県日田市で中高生を対象に行ったイベント"ツール・ド・NOMADO"の話では、イベント前後で明らかに異文化への興味が高まったと言う。
機会格差を無くし、アイデンティティシフトを起こし、態度・行動変容をもたらす活動は今後も続く。様々なジャンルでの共創パートナーを求む!!!

大久保駿(ぶっくおふたろう) さん

映画フリーペーパー製作集団「スガラムルディ」

老眼殺しのおふちゃんは今日も趣味に生きる人。
これだけは先に言わせてほしい。おふちゃんはモウラー(辻編集長はvol2登壇者)だった!!こんなに早くネタが繋がったことにびっくり。
外活動をしている時は「ぶっくおふたろう」を名乗ることにしているらしく「おふちゃん」と呼んでほしいとのこと。分かったよ、おふちゃん!!
バイト先のジャズバーでずっと料理を作っていた後に、今は印刷業をしているおふちゃん。ある日、映画フリーペーパー「スガラムルディ」と出会い『俺も作りてぇ!』と一目惚れ。作者に連絡してみると同世代の人だったらしく、意気投合して一緒に作ることに。早速夢を叶えるファンタジスタです。
最近の活動としては、2022札幌国際短編映画祭にて、酔っ払いしか入れない「酔っ払いプログラム」のイベント司会を担当。他にも趣味で短歌を歌ったり、映画に出てくるご飯を再現したものをMoula HOKKAIDOに投稿したりと、まさに趣味に生きる人。
これは『<好き>を仕事にしない。』と言う持論があってのこと。好きを仕事にしてしまうと「やりたいこと」が「やらなければならないこと」になってしまい、これがすごく嫌だと言うことでした。ちょっと分かる。この感じ。趣味は趣味だから楽しいんだ、と言うのはすごくよく分かるよ、おふちゃん。
ちなみに、おふちゃんが手がける「スガラムルディ」は札幌を中心に奇数月に発行されます。次回は3/1に第28号が発行予定。ディノスシネマ札幌の「サツゲキ」に置いてあるそうですが、個人的にはもう一つの置き場所である「カフェboiler」がおすすめ。オシャレなカフェで老眼殺しを堪能あれ。

田尻洋輔 さん

3×3プロバスケットプレーヤー/HOKKAIDO IWAMIZAWA FU選手兼共同代表

スラムダンクに憧れた少年はワクワクする未来を創るプロプレイヤーへ
ある一定の世代に絶大な人気を誇る漫画「スラムダンク」ですが、彼もそのドストライク世代だった。もはや聖書と言っても過言ではないこの漫画は、少年の生き方を決めるほどの影響力があると証明しているような人生を歩んでいる人。3x3バスケの世界に魅了され、2021年に設立された北海道唯一の3人制プロバスケットボールクラブ「HOKKAIDO IWAMIZAWA FU」の選手兼代表。設立初年度から12企業/団体から協賛があったほど期待値の高いスタートに。2022年にはリーグ参入し、オリンピックの金メダルを目標の一つに掲げて活動している。
プロプレイヤーながらも本業は弁当の仕出し。バスケ一本で生きられるのはトップ選手のみという過酷な世界であるが『すべては「ワクワク」する未来のために。』をフィロソフィーとしている。シンプルにカッコいい。
3x3は観客との距離感がその魅力。ゴールは1つで、選手たちの声や、体のぶつかる音も間近で聞こえるそうです。そして、リングさえ持ち込めば、都市のど真ん中だってコートになる。すごい。FUの選手もまた、医療系、介護系、Bリーグを目指す人、Bリーグ選手だった人、大学生などなどキャラクターが様々。
岩見沢教育大とも連携し、次世代の選手を育てる仕組みも構築中。2023年はリーグの試合をホームの岩見沢に招致することを目指している!彼らのプレーを生で見た子どもたちはきっとこう言うのでしょう。「バスケがしたいです!」

阿部紘子 さん

さくらインターネット株式会社 社長室 秘書 / ビットスター株式会社 社長室 広報

フルリモートのキャリアパーソンは秘書と広報の最強二刀流
最近よく聞くサーバー屋、さくらインターネット。コロナを機にフルリモート化して、社長は沖縄、秘書は北海道という日本を牛耳った(?)社員配置になっておるそうな。(ところで「リモート秘書」って、何してるの、、、?)
IT系だからこそ叶えられたフルリモート。フルリモートだからこそ叶えられた働きながらの北海道移住計画。移住したからこそ叶えられた子会社(ビットスター)とのWワーク。働く場所を選ばない最先端のビジネスライフな印象を受けまくりです。
現在、あらゆるものがIT化するDXの時代。何と何を組み合わせれば良いのだろう。過去、重要とされてきた価値観は『労働者の数×労働時間』だった。しかし今は、価値観が『労働者の質×創造性』に変わってきている。これによってどんな変化が起こったか。企業は「働きやすさ」を提供し、労働者が「働きがい」を得るようになった。子を持つ社員率が増え、離職率が減った。まさに、今の時代の合った働き方が実現できているような気がしてくる。
そうやってできた余力は新しい事業展開を可能とするわけで。ビットスターの店舗では『ITをもっと身近に感じてもらう』をコンセプトに、会社にカフェをオープンさせたらしい。日によってマスターが変わるので、コーヒーの味にも微妙な変化が生まれるかも。あなたのお気に入りは、誰ですか?


森本真司 さん

株式会社もりもと 代表取締役社長

太陽いっぱいの北の覇者は地元の宝石ハスカップの守り人となる。
少なくとも北海道に住んでいて知らない人はいないと断言できるmorimotoの社長が、銘菓「ハスカップジュエリー」を携えてご登場。まさかまさか、あの大好きな「はかり売りパン」と「どら焼き」を売ってるところの社長とお会いできるとは。なんて日だ!!
会場の皆さんへと用意してくださったハスカップジュエリー。「これ、経費で落ちなかったんだ、、」とこぼし、会場は一気に和みの空間に。これも一種のアイスブレイクなんだなぁと、自分との経験の差を見た気がしました。
ハスカップ。道外の人には馴染みの少ない北の宝石。実は年々ハスカップ農家が減って来ている。ますますマイナーフルーツとなりつつあることに危機感を覚え、昔は自生していたと言う地元千歳にて『ハスカップを広める』ことをライフワークとしているとのこと。次世代へとハスカップを引き継ぐことで、育った地元へ還元するのだと言う志は、発売から45年を迎える「ハスカップジュエリー」を永遠の宝石として輝かせ続けるのでしょう。ごちそうさまでした!

ネットワーキングタイム

先ほど知り合った人と話を深めるのも良し。新しい繋がりを求めるのも良し。この時間は様々な出会いと教養、そして知恵を授かるチャンスタイムなんです!めっちゃお得!
ちなみに、今回私はアイスブレイクとネットワーキングの時間で、ゲストスピーカー3名と(5名全員とお話ししかたった)、道内物産の卸売業、高校の校長先生、ビール王子、大手印刷業の方々と短い時間ですが交流をさせて頂くことができました。ありがたや。それと、運営の方とも。vol.2のレポートを公式に広めていただいたお礼を直接言えました。ありがとうございました。
そしてそして、今回もみなさん帰りませんでしたねー。「お席の時間となりましたので〜」からもワイワイと続くおしゃべりの時間。運営さん、撤収お疲れさまです笑

最後に

今回で第3回、2度目の参加で感じたことを正直に。

ゲストスピーカー100人集めるって、なまら大変じゃない?

これ本当に大変だと思います。どうやって集めてるんだろう。。。
とは言え、意外と「しゃべりたい人」もいるんじゃないかなぁ、なんて思ったりも。マイクを渡せば喋る人、いるかも知れない、、笑

ネットワーキング、苦手な人もいるはず。

ネットワーキングの時間はとっても有意義。だけど、いささか『積極性』が求められてしまうこの時間。「ゆるい繋がり」との矛盾を感じてしまう瞬間もあったりします。総じて、このイベントは結構好きです。だからこそ、ビジネスコミュ障の方々もゆるりと繋がりを広められる仕掛けが欲しい。心理的安全性の高いまま、ゆるりと繋がれる仕掛け。次回以降に期待します!!

最後の最後に

レポートもっと早く仕上げれるようになりたい。

vol4は2023.3.7です。#7で申し込みました◎楽しみにしています^^

それではまた!

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