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「どんまい」なのか、「ごめん」なのか

チームプレイのスポーツをしていると、「どんまい」や「ごめん」という時があると思う。

僕的には、バドミントンでダブルスをしているときが一番想像しやすい。

バドミントンは基本的にミスをしたら、相手に点が入る。得点を取り合う系の球技ならだいたい同じだと思う。

そのダブルスをしている時に、片方がミスをする。すると、ミスをしていない側が「どんまい」と言い、ミスをした側が、「ごめん」と謝る。

こういう際に、どこまで責任を考えるかが難しい。ミスをした側は確かにミスをしたから、「ごめん」と謝るのは納得できる。

ただ、「どんまい」と言う側は、はたして「どんまい」って言えるのだろうか。

ちょっと甘い球を返球して、それが相手に打たれて、ペアがミスしたのかもしれない。

ペアがサーブミスをしたとして、それは、もしかしたらギリギリの緊張感がその試合の間で漂っているからかもしれない。あるいは、ペア同士のコミュニケーションが取れていなくて、ペアが緊張した結果の可能性だってある。

ギリギリの試合展開なら、そうした展開にさせてしまったダブルス二人の責任だし、コミュニケーションが取れていないのも二人の責任である。

そう考えると、ペアのサーブミス一つとっても、必ずしもペアのミスとは言い切れない。だから、はたして「どんまい」と言う側がいつも「どんまい」で良いのかは疑問に思う。

ミスをしたほうが悪いけれど、あくまでダブルスは二人のチームだ。だから、片方がミスをしたとしてもペア二人共が「ごめん」と言うときもあるのではないかと思う。

そんな気持ちがいつも、サークルでバドミントンをしている時にある。

だから、基本的に僕は「ごめん」というときが多いと思っている。でも、「どんまい」とも言う。流石に、ペアがサーブミスしてこちらが「ごめん」だと、何が何だか分からないと思うからだ。

だけど、自分の責任だとも思っている。

ダブルスでも、なんでも協力してやるもので絶対に、0:10で悪いなんてことはない。1:9とか2:8とか、比率の違いはあるけど、どちらにも非があると思う。

反対に、いいプレーをしたときも同じだ。気持ちいいスマッシュを決める時は、たいてい決めた自分がすごいんじゃなくて、自分が決めれる球を相手に返させたペアのおかげなことが多い。

そういう持ちつ持たれつがダブルスにはある。だから、ダブルスで組む人にはいつも「ありがとう」の気持ちと「ごめん」の気持ちを持っていたいなと思う。



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