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社会人最初の日

いよいよか。

昨日はそんな言葉で社会人デビューの日を待ち受けていた僕だったけれど、いざ今日になってみれば、緊張感はそのままに、恐怖心がなくなっていた。

今日は入社手続きでスタートした。その後は、社内の入社式だった。

内定式でも、オリジナルのデザインの凝った内定証書を頂いたけれど、就職した今回も入社式でメッセージ付きの証書をもらえたことはすごく嬉しかった。

午後からは合同入社式に参加してきた。新卒採用の人数が少ないスタートアップ企業が合同で入社式を開催するイベントだ。

初めこそ緊張していたけれど、四人グループに分けられたおかげで話しやすかったし、終わってみれば楽しかった。

自分が会社を作るとしたら、どんなバリューにする?

そんなテーマのグループワークもあった。自分の価値観を振り返りながら、3つキャッチコピーとその言葉に込めた意味を書くのだけど、働くことに抱く自分の価値観が見えて、いい機会になった。

僕は「思う」「探す」「試す」の3つをキャッチコピーにした。

思うは、簡単に言えば、共に働く人たちの仕事に敬意を払い、きちんとその仕事に対する意志を尊重すること。

探すは、大変だったり、最初面白くないと思っていたりした仕事でも、意味や楽しみを探すこと。そうすれば、どんな事でも自分のやる意味を知れるし、それを知れることは仕事を楽しむためには必要だと思う。

試すは、ちょっとした好奇心でも、ほんのちょこっと興味を持っただけでも、やってみようと思うこと。

やりたいまでは行かなくても、やってみたいくらいの思いから始められれば、それはいいそとだし、後々役に立つと思う。

この3つのキャッチコピーをチームの人と語り合って、最終的にチームで統一する。個人的にはこのワークショップは面白かった。

もちろん、みんながみんな同じ価値観ではないけれど、それでも、違うからこそ尊重し合うことも出来て素敵だった。

夜は会社の人と飲みに行った。代表取締役や、取締役、新卒入社している先輩の計6人だ。

先輩からはなんと、ペンケースと編集に関する本を頂いた。こんな最高な事はあるだろうか。いや、ない。

僕は幸せな気持ちと精一杯の感謝を持って、それらを受け取った。それから、2件目にバーに向かった。

バーはほんのり薄暗く、初めて入る雰囲気だった。気さくな人も多くて、居心地が良かった。正直なところ、終電を逃してもここにいたいと思ったほどだ。

新卒一日目で、こんな濃密な日を過ごすことがあるだろうか。僕は、こんな体験ができたこともあるけれど、改めて話を聞く中で、そして話す中で頑張りたいと思った。

まだまだ一日目。されど、素敵な1歩を踏み出せた手応えと感触を限りなく感じている。

本格的に始まる来週から、頑張っていきたい。

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