地球最後の日、最後の晩餐は何食べる?
地球最後の日に、ご飯を作ってくれる人がいるのか謎だ。
でも、考えてみたい。
そもそもどういう状況なのだろう
一般市民の自分が、「あ、今日地球最後の日なんだ」と、知っているくらいだから、世界中にも知られているし、多分半ばパニックな世界な気がする。
もしかしたら、「いやいや、そんなんデマでしょ」とか、「え、焼き肉しなきゃ」って人もいるだろう。でも、店にはきっと人がいないんじゃないかと思う。
もちろん、最後の日に、「お客さんに美味しいものを食べさせたい」って、思いで働く人もいるだろうけど、地球最後の日にそこまで振る舞えるのは、そうとうに愛のある人だ。
そんな人がありふれていることは、想像できない。でも、料理人さんが、知り合いに振る舞うとかはありそうだなと思う。
と、まあ状況を考えると、あれこれと思い浮かぶ。とりあえず、スーパーならなにか売っているかもしれない。お金だけおいて、肉だけはもらえるかもしれない。
そんな希望的観測で、都合の良い解釈をするなら、食べたいものはなんとなくある。
なんだかんだ、で選んでしまう
僕は好きなものは多いし、好きな料理も多い。
その中であえて選ぶなら、
母の作るヒレカツだ。
母の作る麻婆豆腐や麻婆茄子はうまいし、餃子だってパリパリだし、チンジャオロースは、とてもご飯がすすむ。
外食するなら、寿司だって、焼き肉だって食べたい。でも、なんだかんだ、ヒレカツを選んでしまうと思う。
というのも、まあ、美味しいのだ。抜群に。ヒレカツは、脂身がなくて、脂身が苦手な僕が、ヒョイヒョイとって食べれるし、母の揚げ方が多分うまい。
祖母も料理上手で、帰省したらいろんな料理を振る舞ってくれる。祖母の、ヒレカツも美味しいのだけど、その作り方を多分教わったのだと思う。
それが、美味しい。
衣は噛むたびに口の中でサクッサクッと音を出す。中は、歯で噛むと肉をギュッと押して、そのまま噛み切れるくらいに柔らかい。それにソースを付けたら、ご飯がとても進む。
家ではたまにしかでないけど、なんだかんだで一番それが好き。
地球最後の日の、最後の晩餐。何が食べたいか考えてみると面白いかもしれない。
ぜひ、考えてみて欲しい。あなたなら何を選ぶ?