歴代使用ピック
皆様普段ピック何使ってます?
ギターやベースでフィンガースタイルじゃない人は大半がピックで弾いていると思います。
弾き心地や音に影響が出る重要なピック。
皆様もピックに対して様々なこだわりがあると思います。
今回は僕の使用ピック遍歴も含めていろいろ思ふことを記そうと思います。
ギターを始めたばかりの頃の僕はピック毎の差がよく分からなかったので、こだわり無く無差別にピックを選んでいましたが、HR/HM系の音楽を好むようになり、その界隈のギタリストを知っていく中で機材等も調べていると、各自ピックにも拘りがあることを知り、そこから僕もピック探しの沼にどっぷり浸かったのでした。
1枚目 Ibanez / PAUL GILBERT PICK
無差別にいくつかピックを試した中で、気に入ってしばらく使っていた、皆様お馴染み、校長先生のピック。
僕がHR/HM系の音楽を好むようになって、一番最初にどハマりしたギタリストで、楽器屋さんで見つけた時にとりあえず買ってみました。
先っちょが尖っているピックはこれが初めてで、弾きやすくて感動した記憶があります。
ただ、通販で大量買いしてしばらく使っていたのですが、削れるのが早すぎて、当時貧乏学生だった僕には、たかがピックと言えどちょっと辛いものがあり、似たような次のピックを探し始めました。
今思えば独特のコンプ感があって音は好きです。
2枚目 JIM DUNLOP / ULTEX SHARP/1.00
このピックの材質はウルテムという素材で、正式には「ポリエーテルイミド樹脂系エンジニアリング・プラスチックと」言うらしいです。
長いわ...
音としては、べっ甲や爪に似ているらしいです。
僕はべっ甲や爪で弾いたことが無いので分かりません。
皆様で検証してみて下さい。
(投げやり)
僕は削れにくくて長持ちなので好きです。
なんでこれをよく使うようになったかと言いますと、校長先生のピックを使う前に、これのスタンダードの方(下にリンク貼っときます)をちょっと使っていて、割と長持ちだったのを思い出し、それでいて同じ材質で先っちょが尖っているのを見つけて、試しに買ってみたら弾きやすいし長持ちやしで、2年くらい使っていました。
しかしこれは通販では買えるけれど、当時住んでいた福岡の楽器屋さんにはSHARPの方があまり売っておらず、バンドでの遠征先等、出来るだけいつでもどこでも買えるピックが良かったので、別のピックを探すようになりました。
3枚目 JIM DUNLOP / John Petrucci Jazz III
これも2枚目と同じで、ウルテムという材質です。
これも削れにくくて、しっかり長持ちです。
これの特徴は、サイズが一般的なJazz3より一回り大きいです。
また、先っちょが滑らかな加工がされているので、比較的ピッキングノイズが少ないと思います。
使うようになった理由としては、Dream Theaterにどハマりして、ギタリストのJohn Petrucci氏が厚いピックを愛用していて、彼の様な演奏スタイルやトーンを目指す中で、僕も厚いピックを使うようになりました。
あと、通販でも買えるし、楽器屋さんで売って無かったことが無いので、5年くらい使っていました。
4枚目 JIM DUNLOP / ULTEX JAZZ3
一般的なJazz3で、またもやウルテム。
いうまでもなく、長持ち。
1枚目をよく使うようになる前に使ったことがあり、その時は小さすぎて使いづらい印象だったのですが、一年前くらいになんとなく使ってみたら何故かめちゃくちゃしっくりきて、それから今現在まで使っています。
ロゴの凹凸がちょうど良い滑り止めになる、長持ち、安い、通販でも楽器屋さんでも買える、無敵です。
恐らく、慣れるまでは使いづらいのかもしれませんが、これに慣れると他で弾けなくなりうるピックだと思います。
正直、僕はこのピックに依存気味です。
最後に、
という訳で、僕は厚めのピックがお気に入りらしいです。
終わり。
とはならず、実は最近薄めのピックに興味があります。
理由としては、元PeripheryのAdam "Nolly" Getgoodが0.60mmの薄いピックを使っていて、彼曰く、弦を弾く時にピックがしなって一定以上の強さがかからないので、入力する信号も均一化され、コンプ的な効果が期待できるらしいです。
また、必要以上に弦に強さがかからないので、弦が揺れすぎてピッチが揺らぐのも防げるとのことです。
ただ、速いフレーズ等テクニカルな演奏の際には、薄いピックだとしなって弾きづらいことがあり、そんな時はちょっと厚めのピックを使うらしいですが、それでも1.00mm以下のピックらしいです。
今まで僕はその時の気分で、いつもと違うピックを使うことはあったのですが、これからは状況に合わせて、意識的にピックを使い分けてみようかと思います。
今度こそ終わり。