2023/5/8 【最新脳科学】ドーパミンがあなたの行動を決めているについて‼️
おはようございます。
今日は脳についてアウトプット‼️
記憶し、考え、行動する、あらゆる営みを支配している「脳」🤔
脳は1000億個もの神経細胞(ニューロン)が複雑に絡み合って構成されており、神経伝達物質(神経回路)の仕組みが次の行動を決めている🧐
ある行動によって「ドーパミン」と呼ばれる神経伝達物質が脳内で放出されると、快感や多幸感、意欲を感じ、また同じ行動をする☺️
これはネズミなどの動物でも同じらしい😲
ドーパミン🟰 「快楽物質」と呼ばれ、神経回路は「報酬系」と呼ばれるようになった🤗
ところが、最近ではドーパミンは単に快楽を与える物質ではないことがわかってきた🧐
ドーパミンは私たちのモチベーション維持や将来予測、意思決定にも関わっていると3人の教授、小川正晃【京都大学特定准教授】、礒村宜和【東京医科歯科大学教授】、松本正幸【筑波大学教授】が言う‼️
動物を用いてドーパミンについて様々な実験をした🧪
例えばあるマウスなどの動物にレバーを引けば甘い汁が出る、出ない、光ると甘い汁が出る、出ない、音が鳴ると、甘い汁が出る、出ない、などを交互に繰り返しらどうなるか⁉️
脳の実態を調べると、マウスがこのような報酬のパターンをごく自然に学習できることは、これまでの研究でわかっていたが、予測できるようになればなるほど、甘い水をもらったときのドーパミン量が減った😲
マウスが甘い水をもらった瞬間にすでに次のトライアルに意識を向けていて、このドーパミン量の変化は1トライアルごとに切り替わる🧐
このことには、作業に必要な情報を一時的に保存し処理する能力「ワーキングメモリー」が関わっていて、甘い水をもらったことを合図に、ワーキングメモリーを使って「次はもらえない」という状況に対処しようとしている🤔
このことがマウスの舌を動かす準備行動の有無につながっている😲
これまで、報酬系の説明は「ご褒美でドーパミンが脳内に出ますよ。だから次も同じ行動をしますよ」で終わったが、脳の部位によって、ドーパミンはそれぞれ異なる機能を持っているのではないかと🤔
「意思決定」は主に脳の「前頭前野」で行われると言われてきたが、サルをモニターの前に座らせて、2枚のイラストを順番に見せ、どちらかを選ばせるという実験をした‼️
イラストは6種類。それぞれ選ぶと1〜6滴の違う量のジュースがもらえる😲
サルはどのイラストがより多くのジュースをもらえるかを知っている‼️
モニターにはまず最初に「点」が表示され、このときサルは手元のボタンを押すように訓練されている☺️
1枚目→2枚目とイラストが表示され、表示されている間に押していたボタンから手を離すことで、そのイラストを選ぶことができる☺️
1枚目のイラストを選びたい場合、2枚目に切り替わる前にボタンから手を離さなければならないので、まさにギャンブル🎲
イラスト1枚の表示時間は1秒間。この短い時間に、サルの脳内で「価値判断→選択」の変換が行われ、このときの脳のドーパミンニューロンの活動を調べた😉
その結果、価値判断のときに活動するドーパミンニューロン、選択のときに活動するドーパミンニューロンがあることがわかった‼️
それぞれの活動のタイミングを見ると、価値判断の細胞→選択の細胞となっていて、価値判断から選択への変換過程が、ドーパミンニューロンにもあることが示された😲
こうした活動は前頭前野のニューロンでも見られ、
たが、選択の細胞が活動するタイミングは、ドーパミンニューロンの方が前頭前野よりも明らかに早く、「選びなさい」という指令を出すのは、前頭前野ではなくてドーパミンニューロンだったと🧐
新しく最初に意思決定しているのはドーパミンニューロンだったということがわかった‼️
ドーパミンニューロンも前頭前野も単体ではなく、神経回路でつながっていて、前頭前野はさらに、運動を制御する「運動野」と呼ばれる領域と非常に強いつながりを持っている☺️
以上のことから、ドーパミンニューロンから選択の指令が前頭前野に伝わり、運動野に送られて、最終的に「選ぶ」というアクションが実行されているのだと研究者は言う🤔
人間のドーパミンニューロンは、一説には脳の神経細胞全体の0.0005%(20万個に1個)しかないとも言われている🥺
この数少ない細胞が、私たちの次の行動を決めているのであれば脳科学の進展から、ますます目が離せなくなる🧐
と言う記事でした‼️
それでは