2024/4/24 24【最先端】次の「電池」の時代がもう始まったについて
今日の話題は最先端の電池について😉
中国南部の湖南省長沙市で、多くの化学者やエンジニア、そして工場労働者が、世界の電池の未来をつくっていると🧐
中国は、充電池の材料となる物質の精製や製造で圧倒的シェアを握っていると😤
中国は充電池におけるネクスト・ビッグ・イノベーションを支配する格好の位置につけており、リチウムを、もっと安価で資源が潤沢に存在するナトリウムに置き換えようとしている😲
ナトリウムイオン電池の原料であるナトリウムは塩で、世界中に存在し、価格はリチウムの1~3%程度で、化学的性質はよく似ていて、毎日充電しても長年使えるという😲
ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池の長所を獲得し、容量も大きく気温が氷点下に下がっても性能がほとんど失われないらしい🤔
また、電気自動車用(EV)向け電池の世界最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は、EVの電池パックに、ナトリウムイオン電池とリチウムイオン電池の両方を搭載する方法を発見したと発表‼️
そんなナトリウム電池の研究は、1970年代に米国で本格的に始まり、十年ほど前に日本で決定的な進歩を遂げ、それ以降は、中国企業が商業化の主導権を握ってきている😤
コンサルティング会社ベンチマーク・ミネラルズによると、現在世界で建設中のナトリウムイオン電池工場20カ所のうち、16カ所は中国にあると😲
2年後には、中国が世界のナトリウムイオン電池生産能力の95%を占めるだろうと言われている😳
4月18日上海国際自動車ショーで、中国市場向けに、ナトリウムイオン電池を搭載したサブコンパクトカーが発表される予定だと(編集部注:電池のEV搭載を発表)🤩
ナトリウムイオン電池の用途として直近で最も有望なのは、電力網だと🤔
電力網用の蓄電池は中国では急成長市場となり、テスラは4月9日、電力会社向けのリチウムイオン電池製造工場を上海に建設すると発表した🤗
世界中の発電会社が、太陽光や風力といった再生可能エネルギーへの移行を進め、大容量電池の需要は高まる🧐
中国の山東省では、太陽光発電によって電力がたっぷり供給される昼間と比べて、電力需要が大きくなる夕方は、電力価格が最大20倍に跳ね上がるため、電力会社はリチウムイオン電池を使って、再生可能エネルギーをより多くの時間帯に配電している😲
リチウムイオン電池とは異なり、最新のナトリウムイオン電池は、コバルトのようなレアメタル(希少金属)の使用量を減らすことができる👍
コバルトは主にアフリカで採掘されているが、その採掘環境について人権団体が警告を発していて、最新のナトリウムイオン電池は、インドネシアやロシア、フィリピンから輸入しなければいけないニッケルも必要としない😉
中国がナトリウムイオン電池のトップに着くためには、まだハードルがある🤔
そのナトリウムをどこから調達するかが問題塩は世界中にあるが、ナトリウムの最大の工業原料であるソーダ灰(炭酸ナトリウム)は、容易に採掘できる炭酸塩岩の90%以上は米国にある😖
ワイオミング州南西部の砂漠の地下深くに、5000万年前に形成された膨大な鉱床があり、この炭酸塩岩は、古くから米国のガラス製造業のために採掘され中国には天然の炭酸塩岩はごくわずかしかない😢
その中国は化学プラントで合成ソーダ灰を生産しているが、著しい水質汚染を犯してきた歴史があり、2016年には、中東部でアルカリスラグの貯蔵場所が崩壊して、主要河川が汚染された事故が発生‼️
そのため、環境当局は、この業界の規制強化😤
電池の需要は急速に拡大しており、リチウムがいつまでも支配的な材料であるとは考えにくく、ナトリウムに一定の役割があることは間違いないと、BHPのヘンリーは言っている🗣️
中国はこの研究を引っ張る最前線にいるらしく、これからの電池の進歩にも目が離せない👌
それでは‼️