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チャレキャラ2019に参加して

2020年1月25日(土)に開催されたチャレキャラ2019の反省会を持って今年度のチャレキャラが終了しました。今回は、前回まとめた分を編集しています。内容は以下の順番です。文章が長くなりましたが最後まで読んでもらえればと思います。

大前提

まとめる前の大前提として、今年度のチャレキャラにはチーム「焼肉奉行」と「SSS (Student Support System)」の2チームの掛け持ち状態で参加しました。今回は【参加経緯からチームの活動、コンテストの感想、全体の反省】をまとめてみました。2チーム分を交互に織り交ぜているので悪しからず。

チャレキャラとは?

そもそも「チャレキャラ」って何ですか?の方もいると思います。ざっくり説明すると、九州で行われている学生のためのアプリ開発イベントです。(詳しいことは上のポスターかリンクつけてるのでHPを見てください)  このイベントは、7月開始で12月のコンテストまで月一のコアイベントが行われるため、専攻分野問わず多くの学生が参加しています。

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参加するきっかけは前回出していた記事にもありますが、自分が運営をしている学生団体「START-FIT」が原因でした。この団体の目標は、福岡工業大学の学生が外部イベントなどに挑戦できる環境を構築することでした。この外部イベントの中でも「チャレキャラ」は自分たちの目標とすごくマッチしていたので多くの学生とともに挑戦をすることになりました。

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コアイベント参戦

下の写真はコアイベント2回目に使われていたスライド資料です(7月の一回目は諸事情で不参加でした)。右上のロゴはスポンサーである株式会社学びと成長しくみデザイン研究所のもので、アイスブレイク等を指導してくださりました。参加した感想として,以前参加したとき(2017年にコンテストにアプリを出した経験があります)とは全体の雰囲気が少し変わったなぁ、という印象をうけました。

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アプリを作ってみたい学生が集まるチャレキャラであっても、何を作るかのアイデアを決めている学生は大抵いません。むしろ、作りたいものが決まっていて、そのための技術を把握している人のほうが稀です。下の資料は、実際に作りたいアプリのアイデアを出す「アイデア出し」のためのものです。冷静に見ると起業向けイベントや様々な機会で見るような内容が書いてあります。(つまり、基礎であり最重要な最低限の内容であるということ)この「アイデア出し」の最中に掛け持ち状態が発生することになります。

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掛け持ち発生

大前提にありますが、色々あってチーム「焼肉奉行」とチーム「SSS」の掛け持ちしました。でも、最初の参加目的は、アプリ開発チームに所属して活動したいと思っていませんでした。以前の参加し経験からもう出たくないという気持ちになったことと研究が忙しいだろうという考えなど、要因は色々ありました。ただ、周りの様子や都合を考慮すると、出たくないことを大っぴらに言えないまま2019年のチャレキャラがスタートしました。

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開発スタート「焼肉奉行編」

先に「焼肉奉行」の方から紹介すると、チームメンバーは全員同じ大学で 4年生2名と1年生1名(のちに助っ人が2名入る)のチームでした。アイデアの発端はリーダーのK君がバイト先の人と行った焼肉で、生焼きの肉をもらったことが嫌だったというペインからでした。焼肉を食べる際に、ユーザーが好みの焼き加減を設定して肉が焼かれる様子をアニメーションで見れる内容は、コアイベントでプチバズりを幾度も起こしました。(後半は内容ではなく、発表でバズってた感)

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開発スタート「SSS編」

次に、「SSS」の紹介です。このチームは、初期から6人の大規模人数からのスタートでした。(のちに人数がどんどん削れて行きます)1~4年が所属しているチームでカオスな環境でした。また、初めての複数大学合同開発だったため、結構きつい思いをした場面も多々ありました。アイデアは、過去の試験問題や手作りの問題を学生間で共有できるもので、共感は持てるが著作権が...という意見を多くもらったグレーゾーンなアプリでした。

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開発をする上での環境

他にも、チャレキャラに参加する同じ大学のチームが複数いました。そんな色々なチームが活動しやすいように大学もサポートしてくれていました。下の写真は学内にあるi-Tech LABです。このスペースで各チームが、開発や話し合いを行いました。自分はルール読めない雑魚なので、設備管理をしてくださった方々にご迷惑をおかけしましたが、開発の環境としてすごくありがたいサポートでした。(最後の方は諸々あってほぼ使わない状態でした)

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このスペースの壁(ホワイトボードになっている)に書かれているのが下の写真です。これが意図するのは、今回のチャレキャラで一番記憶に残っている中間発表が台風に流された事件です。実は、中間の準備を頑張ろうの意味を込めて(決してパワハラではない)残りの日数を見える化しました。中間が流された日に何人かスペースに来ていて、ぐったりしていたことを覚えています。

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「焼肉奉行」開発中

中間を経て、「焼肉奉行」のフロントが出来てきました(K君すごい)。この頃1年生のMaxちゅんたが本格的にチームで活動するようになり、延期した中間発表で猛威を振るいました。また、プログラミングできない雑魚の自分を手伝っても良いよと過去のチャレキャラで一緒に出たスーパーエンジニアや頼れる後輩が手伝ってくれて、システムが構築されていきました。

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実際に焼肉を食べに行き、焼き加減を調査するなど、やる気十分なチームで出たくない心情でいた自分も少しずつやる気を出し始めました。特に、多くの人の助けやメンターとしてお世話になった西部ガス情報システムの方々のおかげで嫌々期を何とか越えれた大きな要因になりました。

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一方「SSS」では...

一方の「SSS」ですが、簡単に言うと苦境の連発でした。特に、中間発表前後は6人で作業をうまく回すことを意識しすぎて頭を抱えました。できる人とできない(何もしない)人の差ができないことや置いてけぼりを作らないなど多くの苦労を負いました。しかし、遠隔の会議でzoomを活用したり、会議に全く参加しない人を戦力と考えずに、作業循環をコンパクトにすることでうまく回すことが出来ました(自分はそう思っている)。結果としては、フロント1名、バック1名、マネジメント1名、ガヤ1名の構成で進めていきました。特に、フロントの方には、掛け持ち状態でやっているにも関わらずマネジメントにも手を貸していただきました。(ありがとう)

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コンテスト本番

下はコンテスト本番の「焼肉奉行」スペースです。当日は、基本的に「焼肉奉行」の方にいたので「SSS」の写真を撮り忘れました。(恨まれてそう)アプリの説明は最終兵器のMaxちゅんたにしてもらい、後ろでサポートしたり、周りの様子を見ていました。予選を突破できず、決勝は眺めているだけでしたが、どのチームも面白いアイデアやクオリティが高く、見てて勉強になりました。

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コンテストを経て

コンテストの感想として、コンテストまで走り抜けることが出来てよかったと思いました。出たくないと思いながらやっていた時期や無理だと思った時も多かったですが、両チームのメンバーや関わってくれた人のおかげでやってよかったと思えました。ただ、入賞したいし、来年もチャンスがあればいいなぁと思う気持ちも大きいです。頑張っているチームの入賞がうれしい分負けたくない気持ちも大きくなるので、チャンスがあるチームメンバーには今後文字通り台風の目(縁起が悪いかも)のような活躍を期待したいです。

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振り返り会参加しました

前回の内容は、コンテスト参加後の内容でしたが、振り返り会に参加したので追記しました。前回参加した際(2017年)では、振り返り会に参加できず苦しい期間が続きました。振り返り会では、各チームがコアイベントごとの進捗やその時の状況などの反省、KPT(Keep・Problem・Try)を行いました。下がまとめた内容です。この時、「焼肉奉行」のみ参加だったため、(「SSS」はほかのチームの掛け持ちの子だけ参加で振り返りできなかった)2枚のみになっています。

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この反省で、やはり開発の基礎的な部分が不十分だったことがわかりました。具体的には下の内容です。

・仕事分担があいまいで個人で作業を進められる環境ではなかった

・開発段階を正確に決めていないため巻き返すべき進捗が不明

・SlackやGitHubなどを細かく使わないので状況が把握しあえない

1個目と3個目が被っている気がしますがこんな感じです。この点に関してはどれだけ作業に参加できているかで変わってくると思いました。コンテスト直前に今までにない進捗を挙げたのは、期限マジックもありますが、小さな作業でも自分がやって進捗を挙げている実感が出てくると自然と周りに報告する習慣がついてきます。この方法は、作業をやれていないからコミュニケーションをとれない状態を緩和してくれると思います。しかし、そもそも何をやるにしてもやる気がない人もいるので完璧解には程遠いですがうまくいけばチームが波に乗れると思います。

最後に

最後に、来年度も学生だったらチャレキャラに参加したいかよく聞かれるのですが、たぶん参加しないと思います(はぁ!?)。ここまで書いてきた中で自分はプログラマーではない気がしたからです。もちろん、他の人とは努力量が違うので何とも言えないですけどマネジメントに全振りしてやりたいので一年おきがいいかなと思いました。というか、そもそも学生ではないので想像できないです。来年度はどちらかというと帰ってきたメンターみたいな感じでいたいです。最後の最後に、PCとピザのイメージがあるのでラストはピザで締めたいと思います。ありがとうございました。

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