大学3.5年生、なぜフィンランドへ?
こんにちは!
暑い日が続く中、冬服の準備に奔走しているながさきゆうやです。
この時期って、秋物は出回り始めるけど、冬服はまだまだ見つからず大変です。笑
でもそもそも、なんでまだ暑いこの時期に冬服を準備しているのかというと、
来週、9月13日から、3ヵ月間の留学が始まるからです。
行き先は、北欧フィンランド。
人に言うと「え、フィンランド?」っていつも首をかしげられます笑
留学先としては、あまり聞きなれない国ですよね笑
そこで、初投稿となる今回は、
【なぜフィンランド留学をすることにしたのか】
【フィンランドで何をするのか】
【noteにどんなことを綴っていくのか】
について話していこうと思います。
【なぜフィンランド留学をすることにしたのか】
フィンランドと言えば!
そうです、あの国です!
ムーミンがいる国!
画像引用:ムーミン公式サイトより
いやいや、シンボルとえば!サンタクロース!
いやいやいや、
北欧デザインの象徴!マリメッコ!
画像引用:マリメッコ公式サイトより
そう、これらに惹かれて!
というわけではなく、、、
(といいつつ実はオーロラが見たいっていう動機も大きいけれど)
一番の目的は、フィンランドの学校教育を見たいから、です。
私は、先生をめざし、教育学を学んでいます。
その中で、フィンランドの学校教育に触れたのです。
学校教育を学ぶ人にとっては、フィンランドと言えば、
「ああ、教育先進国ね」
と思うかもしれません。
近年、フィンランドはOECDが実施するPISA*で好成績をおさめたことにより、世界中から注目を浴びました。
そして多くの教育関係者が、フィンランドではどんな教育をしているのかと調査に訪れました。
その結果、フィンランドの学校では
「宿題がない」「テストがない」「のびのびと育てられる」「休暇が多い」
にも関わらず
「好成績を収めている」
などとあちこちで伝えられました。
「フィンランドの教育は最高の教育だ!」
という人もいました。
私も、同様の第一印象をもち、日本の常識では考えられない学校教育の在り方に惹きつけられた一人でした。
しかし、それよりも私をフィンランドに向かわせたのは、この方のお話。
平岡慎也さん(以下、あだなで「ひらしんさん」)
ひらしんさんはGTPというプログラムを企画・運営している方です。
GTPとはGlobal Teacher Programという、海外で教師になる経験ができるプログラムで、自分も過去に参加した経緯があります。
そんなひらしんさんから聞いたのは「安全な環境で危険なことの扱い方を学ぶ」というフィンランドの小学校のある先生の話です。
この考え方の背景には、子どもと教師の信頼関係、そして目先のことだけでない子供の未来までの長い見通しがあるようです。
ここに強く共感した私は、フィンランドに行くことを決めました。
【フィンランドで何をするのか】
フィンランド行きを決意して以来、留学前の準備として、フィンランドの教育についてたくさん調べてきました。
本を読んだり、実際にフィンランドへ行ったことのある人に話を聞いたり。
すると、第一印象とは異なった事実にもたくさん出会いました。
「テスト、あるよ笑」
「宿題、あるよ笑」
フィンランドの学校教育については、一種の流行りになっていたので、あちこちで誇張されたフィンランドの教育像が出回っていたのです。一概に教育先進国だとも言えないのです。
何が本当で何が本当じゃないのか、自分でもよくわからなくなってきました笑
けれど、
だったら、もう自分の目でその実態を見るしかない!
と、なおさら気持ちも高ぶってきました笑
だから、
実際に学校に行って、この目で見る。
「フィンランドの学校」とくくって見るのではなく、1つ1つの学校、先生に目を向ける。
そんなことを大事にしながら、3ヵ月間を過ごしていきたいと思っています。
では、フィンランドで何をしようとしているのか。
具体的には、こんな感じです!
・3ヵ月間トゥルク市の小学校に通います。(こちらのプログラムを利用します!)
・その学校での授業実践を学びます。
・先生方がどのような授業・接し方で子どものやる気を引き出しているのか学びます。
・先生方へインタビューをし、教育に対する思いや価値観を聞きます。
・子供たちとの会話を通して、学校に対する考え方を聞き取ります。
・ソーシャルワーカーの方々がどんな取り組みをしているのか、先生たちとどのように連携しているのかを学びます。
・日本文化に触れるワークショップを実施し、現地の方々に日本に興味を持ってもらうとともに、自分自身の日本に対する認識を深めます。
・オーロラ見ます。(←これ重要。笑)
【noteにどんなことを綴っていくのか】
このnoteには主に、自分がフィンランドの学校で体験した学びや先生へのインタビュー記事をアップしていきます。
(フィンランドでの生活についてもオマケ程度に上げるつもりです笑)
インタビューについては、英語がネイティブではない日本人による、英語がネイティブじゃないフィンランド人に対するものなので、どれだけうまく伝えられるかはわかりませんが、できる限り先生が持つ思いの深いところまで聞き取り、発信できたらいいなと思っています。
これから留学しようと考えている人たち
日本の学校教育に違和感をもっている人たち
フィンランドに興味がある人たち
そして、
今まで自分を支えてくれた人たち
留学を後押ししてくれた人たち
ながさきゆうやに興味がある人たち(←ここ大事)
そんな皆さんにはぜひ読んでいただきたいです。
これから3ヵ月間、ながさきゆうやの目に写る、現地のリアルを、感謝の気持ちをこめてお届けしていきます。
どうぞお付き合いください!