オーロラを求めて inラップランド
Terve!
今回は、タンペレ以来の旅行記です!
行き先はLapland(ラップランド)。
ラップランドとは、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ロシアにまたがるスカンジナビア半島北部の地域のことです。
今回はその中でも、Saariselkä(サーリセルカ)とRovaniemi(ロヴァニエミ)の2ヶ所を訪れました!
あらかじめ言っておきます。今回のnote、教育一切触れてないです。笑
ということで、写真を多めに交えつつ、だらだらと振り返っていきます。
旅行気分をお楽しみください。
Day1 北極圏にて夜の雪山に1人で突入。
実は今回の旅、前半はやたらと移動時間に使ってます。
自分の住むTurkuから、まずは北極圏オーロラの町Saariselkäへと向かいます。
この道のりが長かった、、、
家→Turkuバスステーション by市バス 30分
Turkuバスステーション→Helsinki Vantaa空港 by高速バス 3時間
Helsinki Vantaa空港→Rovaniemi空港 by飛行機 1時間
Rovaniemi空港→Saariselkä by高速バス 4時間
我ながら時間の使い方がへたっぴ、、、
ということで、到着はすでに夜8時。
荷物をホテルに置いてさっそくオーロラハンティングへ!!ホテルのスタッフさんが教えてくれた場所へ向かいます。
そこはハイキングコースの中腹にある、開けたエリア。
空を眺めますが、あいにくの曇天。
その上、寒すぎて30分でギブアップ。笑
だって、-10℃の中、強風だし雪めっちゃ積もってて足の裏感覚なくなるし、何より明かりが皆無の雪山は一人で歩くには心細すぎて、、、笑
(夜は暗くて撮影できなかったので、翌朝とった町の様子。)
(この子、今にもくしゃみしそう。)
そんなこんなで、1日目は残念ながらオーロラは見れず、、、
次の日に期待をかけます。
Day2 炎を囲んでオーロラウォッチングのはずが、、、
2日目からはRovaniemiにもどってチャレンジです!
実は1日目、Rovaniemiに到着してから高速バスに乗るまで少し時間があったので、図書館にも寄ってきました!
Rovaniemiの市立図書館、雰囲気がとっても素敵なのでおすすめです。
(個人的には、この一段下がったエリアがすごく快適でドツボでした笑)
2日目はRovaniemiの宿に到着したのが夜7時。そこからすぐにAirBnBで見つけたオーロラハンティングツアーに参加です。
当初の予定では、森の中にある公共の小屋で火を焚いて、おいしいソーセージとホットベリージュースを飲みながらオーロラを待つ予定でした。
(引用:Wikipediaより)
が、あいにくの曇天。なんなら大雪。笑笑
当然オーロラは見られませんでした。
けど、ソーセージとベリージュースと優しい炎、優しいガイドさんの旅話を堪能できたので満足です。笑
ロヴァニエミでは、この小屋に家族や友人らと集まって、BBQみたいなことをするのが休日の楽しみの一つだそうです。一種の公共施設なのでお金はかかりません。薪もちゃんと用意されてます。いい文化。笑
Day3 オーロラチャレンジ最終日
4日目はTurkuへと帰るので、夜にオーロラチャレンジができるのは今日が最後です!
お昼の間はせっかくなので、王道Rovaniemi観光です!
まずはサンタクロース村!
実はRovaniemiはサンタクロースの公認ホームタウンなんです。
クリスマスまではまだ66日ありましたが、子どものころ随分とお世話になったサンタさんにご挨拶してきました!
(いまだに我が家のサンタさんにはお世話になってます実は)
こちらのサンタさん、ちょいちょい日本語しゃべってくれます笑
なんなら写真をとってくれたエルフさんも「こんにちはー!」って笑
さすが毎年日本に来てるだけのことはありますね。
それから、サンタさんと言えばトナカイですよね!
サンタクロース村にはちゃんとトナカイもいます。
というか、そもそも、ラップランドはトナカイだらけです。笑
それもそのはず、ラップランドに住む人の数とトナカイの数はほぼ同じらしいのです。実は自分はSaariselkaからRovaniemiへ移動するバスの中から、すでに何度も目撃していました。笑
それに、、、、、レストランで食べました。笑
(トナカイ肉のクリームソースパスタ)
サンタクロース村とトナカイを堪能したあとは、博物館へ向かいます!
と、その道中、"チョコレート"という文字に過剰反応しがちな自分は、とっても素敵なお店を見つけてしまいました。
”Choco Deli”
その名のとおり、チョコレートの専門店です。
自分はラズベリーのチョコレートケーキとクラウドベリーのチョコレートを頂きました。クラウドベリーってあんまり聞きなれないと思います。それもそのはず、クラウドベリーはフィンランドの北部に自生するキイチゴの一種で、なかなか見つけられないレアなベリーだそうです。
ラップランドならではのフルーツチョコが食べれてもう幸せです。笑
ということで、気を取り直して博物館へ。
今回訪れたのはArktikum(アルクティクム)という、自然科学センターと博物館が併設された施設です。
ここでは、ラップランドの人々の生活の歴史や北極圏の自然と気候変動についての展示が見られます。
この博物館、とにかく展示が凝っていてすごく面白いんです。
例えば、北極圏の気温についての展示。
風が体感温度に強く影響するということをまとめた展示の横には、実際に風を起こしてそれを体験できるエリアがあったり、、、
また、自分の今回の旅の目的でもあるオーロラについての展示でも。
ドーム型のシアターの中で、寝っ転がって天井に映し出されるオーロラの映像を眺めたり、、、
そしてこの博物館、そもそも建物自体も素敵なんです。
(引用:Visit Rovaniemi)
このガラス張りの天井が、なんとも不思議で、かつ解放感があってとても好み。
そんなこんなで、arktikumを後にし、いよいよ最後のオーロラハンティングへ。最終日はこのarktikumのお庭から空を眺めます。
深夜1時
ラップランドに来て初めて、天気は快晴。
結果は、、、
見れませんでした!!
残念!!
星空はきれいだったんですけどね~~
Day4 ラップランドを後に、、、
今回の旅ではラップランドの楽しみをたっくさん堪能しましたが、肝心のオーロラは見れず、、、
長年の夢は叶えられませんでした。
お昼のもくもくとした雲から、朝焼けのグラデーション、きらきらと光る星まで、
いつからか空を眺めるのが大好きになっていた自分。
そんな、空を眺めるのが趣味の自分にとって、オーロラは一生のうちに必ず見ておきたいもの。
ということで、また必ずチャレンジします。
以上、ラップランド旅行記でした~~
Näkemiin!