THE NAAV日誌 Vol.6
THE NAAV 1st ONE-MAN LIVE 平成36年、大盛況で終了。あの場で目撃してくれたみんな、本当に心から感謝してます。
控室から出るとステージまでの花道があって、会場の構造上出来たものかもしれないけど、結構鳥肌がたった。いよいよ始まるんだなと一気にギアが上がった。
全16曲を披露。そのうち新曲は10曲。どうかしてるよほとんど新曲だなんて。EPは出します。絶対出します。
涙ぐむみんなの顔を見て時折つられそうになったりしたけど、それでもどんなことがあっても泣かないというのは自分の中で決めてたことだった。俺が泣いてどうするよの気持ち。
とはいえ、以前ブログにも書いたある曲が自分にとっても感慨深く実感が湧いた瞬間に少し耐えられなくなってしまいそうだった。
Hallelujahは本当に讃美歌となった気がする。
アンコールはやらなかった。自分のショーを見せたかった。ライブごっこはしたくなかった。結果的にエンディングでみんながあけた花道を通って退場出来たことがとても美しかった。
いろんな方達からの激励やメッセージを頂いた中で、個人的に嬉しいサプライズだったのがずっと愛用してるギター・F.C.G.R.の深野さんからのお花だった。いつも見ていてくださってる事に感謝の気持ちで一杯だった。いつか必ず、大きな舞台でフリーダムの皆さんに見てもらえるように頑張ろうと思った。
今回ドラムに多田涼馬を迎えて2人でのライブだった。
いち友人であり、いちプロミュージシャンであり、そして僕の良き理解者でもある。
リハーサルの時からずっと、好きなようにやってくれとばっかり言って困らせた(笑)しかし、彼がどんな演奏をしても、それに乗っかれる自信が俺にはあった。彼のドラムを通して伝わる音楽が好きだからだ。
本番もバッチリどでかくやってくれて本当に嬉しかった。まるで特等席だった。
そういえばこの日、彼はふと俺に言ってきた事があった。
「実は今日こそこれだろと思って履いてきたんだよ。」それは3月に松千代の個展を見に名古屋に行った時に出会った靴下屋さんの一足だった。
俺もそう思ったんだよ。奇遇にも俺も同じ種類の靴下を履いてきていた。
その靴下にはそれぞれ「夢」、「愛」と刺繍が施されており、俺らにとっても勝負靴下みたいになっていた。ただの仲良しである(笑)
カメラマンの松千代は色んなクマガイを写してきたけれど、ワンマンライブの姿を納めてくれていることが本当に嬉しかった。彼にしかわからない俺の変化や姿を写真を通して俺自身が気づくこともあったりした。
何より、あの場で俺らしか知らなかった2017年頃の最初期のオリジナルを披露出来たのも嬉しかったけど、それを今歌っても気持ちを乗せられたことが何より幸せに感じた。
今回は色んな人たちにアドバイスをもらったりしながら1から作ったワンマンライブ。名前はあえて出さないけれど、みんなの存在がなければここまで出来てなかったと思う。
まだまだ知らないこともたくさんある。それでもまずは自分の手で理解しながらどうやったらスムーズに作っていけるかを試行錯誤しながらやれたことはとても大きかった。関わってくれた全ての人々に感謝してます。
ワンマンライブが終わって余韻に浸る間もなく仕事をぶち込んで、発表したツアーの準備に向けてエンジンをややふかし気味でいます。
やりたいことや見せたいことがたくさんあって、これをもっと外に向けて発信して行かなければという気持ちが募る一方、応援してくれるみんなとこのTHE NAAV(舟)という一隻でどこまでも行きたいという気持ちで溢れてます。
東名阪ツアー、正直どれだけの人に見に来てもらえるか分からない。というか正直一桁も覚悟してるくらいには構えてる。
でも、「〇〇に来てください!」と言われた時、いつか行きたいと、いつかやる、と俺はみんなに度々言ってきた。
やると言ったらやる。
やらないと分からないことはやる。
勝手ながら、これはみんなとの約束だと思い、今回踏み切った。
初のワンマンライブが終わってもまだまだ夢の道のりまでは長い。必ず道を開いて行きます。
また会いましょう。
とにかく、みんな本当にありがとう。
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さあ、これより先はツアーの話を少ししようと思います。
まず、その前にEPについて。
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