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ARROW って何をデザインするの?広義と表層的なデザインを解説
ARROW.incの鈴木裕矢です。
僕たちは「目の前の世界を、もっと良く、もっとおもしろくする。」をミッションにするデザイン会社です。
目の前にいるお客さんの課題を解決したり、やりたいことを叶えるためにクリエイティブ・ソリューションというサービスを提供しています。
デザインって、めちゃくちゃ便利な言葉。
「〇〇をイメージしてデザインしました」とか「デザイン的には〇〇だよね」とか、使っておけばそれっぽく聞こえる便利な言葉。
でも、「デザインってどう定義するんだろう?」って考えると、うまく言えなくないですか?
僕たちが提供しているデザイン
僕たちが提供している“デザイン“だけでも、
・ビジネスデザイン
・プロジェクトデザイン
・ブランドデザイン
・プロダクトデザイン
・サービスデザイン
・ロゴデザイン
・グラフィックデザイン
・パッケージデザイン
・ウェブデザイン
・空間デザイン
・イベントデザイン
とめっちゃいっぱいあります。
今回は、僕たちが考えているデザインについて分解します。
デザインには広義のデザインと表層的なデザインがあります
広義のデザインについて
「Design」を辞書で調べると、「計画」「設計」「構想」といった意味があります。この部分が広義のデザインで、見えないデザインとも言えるかもしれません。簡単に言っちゃうと、
・誰のために
・何をしたいのか
・そして自分がどうなりたいのか
ということを分かりやすくする段階だと考えています。
・ビジネスデザイン
・プロジェクトデザイン
・ブランドデザイン
・プロダクトデザイン
・サービスデザイン
これが広義のデザインです。
表層的なデザインについて
同じく辞書で調べると「Design」には、「図案」「柄」という意味だったり、「美しさや使いやすさ実現させること」という意味があります。
これが一般的に知られているような意味で、表層的な意味でのデザインです。
・ロゴデザイン
・グラフィックデザイン
・パッケージデザイン
・ウェブデザイン
・空間デザイン
・イベントデザイン
これが狭義のデザイン。
広義のデザインがあって、表層的なデザインができるですね。
事例を紹介します。
「ロゴマークつくって欲しい」という相談がありました。
介護事業所のロゴマークで、今まではFCに加盟していましたが、自社ブランドとして事業展開していきたいと。
まだネーミングも決まっていませんでした。
よくある展開としては、
「どんな名前にしますか?どんな色にしますか?好きな感じのデザインありますか?」等々のヒアリングが始まります。
ARROWの場合はこんな感じです。
社長の事業や会社に対する想いを聞きます。
出た想いは、
社員を大切にしていて、自分事として会社に関わって欲しい。
という事でした。
そこで、ネーミングを社員から募集するプロジェクトに変更。
そして投票制にしてネーミングを選択。
ただし投票だけで決めるのは、会社のビジョンに合わない可能性があるので、そこで最終選考に残したものを、経営陣で決定することにしました。
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決定されたネーミングを図案化して、ロゴマークを作成し、そこから様々なツールをつくらせていただいています。
つまりこの時のデザインは、
●広義のデザイン
プロジェクトデザイン
ブランドデザイン
●表層的なデザイン
ロゴデザイン
各種ツールのグラフィックデザイン
になります。
次回は、クリエイティブ・ソリューションをどうやって行うか、書こうと思います。