やっぱり音楽は偉大だ!
この間、「スナック西野」というキングコングの西野さんが来るイベントに参加しました!
西野さんといえば、映画『えんとつ町のプペル』の制作総指揮を務めた方です。
そのイベントで『えんとつ町のプペル』の主題歌をみんなで歌う時間がありました。
集まっていたのは、当然ながら西野さんのことを好きな人たちばかり。
『えんとつ町のプペル』の主題歌も、みんなが知っている曲です。
さらにその会にはピアニストの方も来ていて、主題歌の伴奏を生で弾いてくださり、みんなで歌いました。これが本当にすごい一体感!
曲が終わったあとは、なんというか全員がそれまでよりも仲良くなったような、不思議な感覚がありました!笑
「やっぱり音楽ってすごいな」と改めて思った瞬間でした。
バンド時代に学んだ、みんなで歌う力
実は昔、僕はバンドをやっていました。ジャンルはメタルで、全曲オリジナル。
ただ、オリジナルバンドって難しいんですよね。
ここでいう難しいっていうのは、お客さんは基本的に知らない曲ばかりだから、ノリづらいし、歌うなんて絶対に無理。だって歌詞を知らないですからね!
今でも思うけど、オリジナルバンドで「みんな盛り上がってくれ!」って言うのはめちゃくちゃ!笑
基本、知らない曲で盛り上がりようがない!笑
そんな中、僕のバンドのボーカルが面白くて最高の提案をしてきたんです。(マジで最高!笑)
「一曲目と最後に同じ曲をやろう。それなら最後にはみんな歌えるようになってるはずだから!」
え、天才やん!
言い過ぎかもしれませんが、8年ほどバンド活動をしてきて、そんな事しているバンドは僕は見たことがありません!
天才的なライブの工夫
さらに、その曲のサビは誰でも歌いやすいメロディーで、歌詞がシンプルで同じ言葉を「ダッサイ!ダッサイドメタル!」と6回繰り返すだけ!(歌詞は気にしないで!笑)
これならお客さんも覚えやすいし、サビ以外にもそのフレーズを散りばめていたので、自然と耳に残ります!
そして迎えたライブ当日。一曲目にその曲を演奏した後、ボーカルがこう言いました。
「この曲、最後にもやるから!もう覚えたよな!次はみんな歌ってな!」
しかも、歌詞もなんて言うか説明して、
さらに歌詞の意味もしっかり伝えました!
そして、最後に同じ曲を演奏する前には、こんな一言も。
「みんなが歌わんかったら、歌ってくれるまで演奏やめへんからな!」
しかもこの時のボーカルは、出会った人の中で、人を楽しませたり、盛り上げたりするのが天才的に上手!
この人とやったら、何やってもマジでおもろかった!
まぁ、それは置いといて、
こうして迎えた最後の曲。サビに入ると、なんとお客さん全員が歌ってくれたんです。
さらにボーカルがコール&レスポンスで煽りまくるから、場内は大盛り上がり!
この工夫のおかげで、僕たちのバンドがその日のライブ出演者の中で間違いなく一番盛り上がりました。
初めてのお客さんからも「めっちゃ良かった!」と声をかけてもらえて、あの瞬間は本当に忘れられません。
音楽の力は、人をつなげる
こうして振り返ってみると、音楽には人をつなげる力があると改めて感じます。
どんなに初めて会った人たちでも、同じ曲を歌えば心がひとつになる。
今回のスナック西野のイベントで改めて感じて、バンド時代のライブでも、同じようなことがあったなと思い出しました!
そして、そうした一体感を作り出せる音楽はやっぱり偉大!
今日はこの辺でおわりです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!