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育成年代の移籍
ここ最近、ジュニア年代でもクラブチームが増え続けて選手の移籍の話を他の指導者の方からよく聞きます。
自チームの話ではありません。
選手たちは当然、夢を持っています。
サッカー選手になりたい。
そんな大きな夢を持ちながら日々サッカーに励んでいる子が多いと思います。
それに伴い、移籍が発生することもあります。
先日、こんな話を他のチームの指導者の方がされました。
「俺たちが種を蒔いて大切に丁寧に育て、芽が出だしたなと思ったら他のチームに取られるんだよなあ。」
実際にジュニア年代に起きてる現象であることは間違いありません。
私は移籍をするのを否定するつもりはありません。
より良い環境だなと思ったところに行きたい、行かせたい(本来、保護者の行かせたいはあるべき姿ではありません)気持ちはあって当然です。
ただ、何を目的に移籍するのか。
チーム選びだけではなくスクール選びもそうですが、周りの話を聞いていたら、そのチームの本質を見ることなくブランドで決めているご家庭も多いこと。。。
「あのチームは名前があるから。」
「あのチームにいたらかっこいいから。」
そんな、選手の成長を考えず保護者のブランド志向で選んでいることが、特に最近かなり増えているなと思います。
移籍は自由です。
ただ、元のチームの指導者がどれだけの愛情を注いで接しているか。
そんなことも理解せず、いとも簡単に移籍を選ぶことが増えた現在。
自チームの話ではありませんが、そんな話を聞くたびに胸が痛くなります、
1つだけ言えることは、チームで良い待遇が受けれず簡単に環境を変えて移籍を選ぶ選手が、移籍先で成功する未来は私には見えません。
移籍。
自由だからこそしっかりと見て判断していかないといけませんね。
サッカーというスポーツと同じですね。