男気チャレンジ「小説書いて新人賞に投稿しよう!」途中経過
note初投稿です。まだnoteの機能をさっぱり理解していないので今回はテストを兼ね備えて現在執筆中の小説の冒頭部分を公開したいと思います。「男気チャレンジ」というのはプロ奢ラレヤーのslack内で行われている自分にとっての小さな挑戦の様なものですが、今回はテストを兼ね備えた身内向けの内容なのでその辺はハショります。
初見の方は「(・・?)」て感じでしょうが気になる方はhttps://note.com/taichinakaji/n/n5d98d7867ec5こちらをチェック。何か感じたらこのnoteを購読してslackに参加すると謎の人類(妖怪含む)とあいまいな交流が出来ます。
さて、本編の現在執筆中の小説ですが、あえて細かい設定等は公表せずに冒頭の部分だけを公開しようと思います。それではどうぞ。
「mogura」(仮)
○月○日
「じゃあ今日はまず洗い場からやろっか」
言われるがまま俺はジョッキを洗う。
「らっしゃーい。。何名?1名?んじゃそこー」
時折り可愛らしさを出そうとしているが顔は笑ってるけど目だけ笑ってない。
「いらっしゃいませぇ♪」
俺の直感では多分、この人接客好きじゃないと思う。
身長2m、元PRIDE無差別級王者、人類最強の男と呼ばれたエメリヤーエンコ・ヒョードルに似た韓国語訛りの店長が通常の飲食店では考えられないくらいガサツな接客をしている。
「すみませーん、厚揚げ下さーい」
「あー!今日もう厚揚げないからぁ…ホタルイカでいい?」…
絶対良いワケがない。
今日から俺はこの上野のガード下のコの字のカウンターのみの人気の立ち飲み屋でバイトを始めた。
ここに至る経緯は後ほど説明するとして。
俺が働き始めて最初に見た客は生ビールと煮込み。
この店ではキャッシュオンデリバリーを採用しておりオーダーと同時に精算をしなくてはならないらしい。生ビール410円、煮込み160円、
合計570円。大概の客は千円札を出してくるので店員の右手には430円が握り締められている。
「らっしゃーい…」
「すいません、そこいいすっか?」
無差別級王者の顔が一瞬険しくなる。
無差別級王者が何かを言いかける前にその男は俺の目の前に颯爽と陣取る。
太々しくしくその男はiPhone2台と厚めの本、1ミリのアメリカンスピリッツのメンソールをカウンターに並べる。なんだか忙しない…
俺は目の前に積み上がった、誰が食ったかもわからない皿といつ割れてもおかしくないくらいに溢れ返るジョッキを忙しない男の前で急いで洗う。
時折り洗う際に弾け飛ぶ水しぶきに男は舌打ちをする。なんとも形容し難い気まずさが流れる。そんな時に
「あれ?今日早くない?」
休憩から戻ってきた年下の先輩の女店員は忙しない男に話しかける。すると忙しない男は
「今日はまっすぐ帰るから」
??この二人どーゆー関係性なんだろう??
そもそも俺はなんでこんな場所で仕事をしているのだろう?と後悔とは言わないが思い返しながら閉店まで皿を洗っていた
○月○日
「○○に来てぇ」
俺は無差別級の店長に言われるがままに面接に向かった
そもそも、バイトの面接にマルイの前の路上ってどうなの?と思いながら俺は一応、〇〇〇な気持ちで向かった。
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