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作品作りと締切

お早うございます。

今朝、ふと考えたことを書かせて下さい。

作品の完成は、作者・作品間の合意を持って成される


みたいなことを想った。
まあ、文字にしてしまえば当たり前なのだけど。


私は根っからの凝り性だ。
凝り性であるが故に創作に向いていると思っているが、一方で「作品を完成させられない」といった問題が出てくる。

作品作りを進めていくと「あともう一筆入れるか入れまいか」みたいな所が出てくる。
その一筆によって、作品全体の印象が良くも悪くも変わることが多いように思う。

うまく行けば全体を引き締める良いアクセントとなるし、もしかすると作品を五月蝿い物にするかもしれない。
そんな駆け引きが、自分の中でよく起こっている。

その作品を、どの時点で完成とするか。
これは自分にとって、かなり重要な点となる。


作品作りと締切

多分だけど、100点満点の表現なんてないんじゃないかな、とも思う。

そもそも私は、自分と向き合うために制作をしている部分が大きいので、出来上がったものを否定することは、自分の感情を否定することだ。

あと、これはヘタクソの言い訳みたいになるのだが、作り込まれたものが必ずしも美しいとは限らない。
1stアルバムを聴いて好きになったバンドの3rdアルバムは、大抵の場合、期待以下なのである。

コスト(時間と金)を掛けたから、良いものになるとは限らない。
もちろんある程度はコストをかけないと良いものは作れないけど、豊か過ぎるコストは作品を変に捏ね繰りまわす理由になってしまうんじゃないかな。

そういった意味で、自分の作品作りにある程度の締め切りを設けることは、作品のクオリティを上げる事にも繋がるんじゃないかな。

と想った。


仕事と締切

ここまで考えて、「これって会社とかでの仕事も一緒なのかな?」と想った。

勿論、非現実的な依頼側の都合だけで出来た締切は論外だ。
繰り返すが、ある程度はコストをかけないと良いものは作れない。

ただ「何時でも良い」仕事は、着手されないか完成しないかのどちらかになる気がする。

だったら、締め切りを設けるか、やらないと決めてしまう方が良いように思うのだ。

日程を計画する際に仕事を任される側がすることは、その期間の中でどの程度の品質を確保できるかを予想し、その品質が依頼者の求めるものと合致するかを確認することだと思った。

我ながら出来てないな〜と思う。


最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!

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