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自分を出すのが怖い


自分を出すのが怖い

これが22年間一生懸命生きてきた私のメンタリティーである。

私は自分の幸せを自分の外側に委ねていた。

自分を受け入れるではなく、他人に自分を受け入れてもらう。

・周りの目が気になる

・周りからの評価が気になる

・人に良く思われたい

そんな恐怖心や虚栄心が自分の背景に強くあり続ける。


私はふと思うことがある。

自分自身のアイデンティティを確立することが出来ていないと。

自分というものが存在していることへの認識が弱い。

時間や環境が変わっても自分という存在が変わることはない。

だからこそ自分というアイデンティティが確立される。

しかし、私は自分にベクトルを向けて生きることが出来ていない。

他責で生きていたことによって自分を見失っていたのだ。

そこでこの機会に自分を見つめ直すことにした。

おそらくこの記事は私を変える大きな転機となるだろう。


サッカーを含めて考えると人間性がいかに密接に関係していたか気づけた。

中学はクラブチームに所属していてクラブと学校の2つの世界があった。

クラブと学校の自分、それぞれに別々のキャラクターが私の中に存在した。

クラブの時は物静かで素を出せずにいた。

チーム内には実力による格差が存在しそれに怯えていたのだ。

しょうもない基準かもしれないがそれがリアルであった。

それは単なる私の弱さだ。


学校の時は真逆の人間であった。

クラスをまとめるようなリーダー的な存在で学級委員を務め、意見をまとめるなど人前に立つことが多かった。

クラブと学校の時の自分にギャップを感じていてどちらが本当の自分か分からずにいた。

その時期から自分はどういう人間か考えるようになった。


高校時代にある葛藤が生まれた。

人生初めての部活動に同級生とチームメイトという両面の顔を持つ存在に戸惑った。

なぜ戸惑ったかというと入学して早々にあることが起きた。

私は10名弱のメンバーと一緒にお昼ご飯を食べていた。

そのうちの数名が遠まわしに1人についての悪口を話し始めたのだ。

最初は誰について話しているか分からなく聞き流していたが、どうやらそれは自分のことについての話だと後に気付いた。

私はどうしていいか分からず下を向くことしかできなかった。

初めて人から嫌われていることを自覚しそれがすごく嫌だった。

その日を境に本来の自分を出せなくなってしまったのだ。

その経験は自分から逃げるきっかけになった。

私はすごく繊細な人間だと思う。


高校時代のコーチにこんなことを言われたことがある。

「プレー中のゆうやから感情が伝わってこない。」

当時はこれが自分の課題なんだと!

ここを変えなくてはいけないと必死に自分を変えようとした。

しかし、何も変えられなかった。


大学を中退し、ドイツへ渡ってからも一度閉じこもった自分の殻から抜けずにいた。

ドイツに住んでいた時、よく一緒にサッカーをしていた友人から毎回こう言われていた。

「透かしてプレーして見える。本気さが伝わらない。」

正直、当時は透かしてない!俺は本気でやってると友人に苛立った。

しかし今なら、その時の自分を受け入れられる。

・一緒にプレーしている人間にうまく思われたい。

・周りに認められたい。

こんな感情が背景にあったんだと。

自分の為ではなく、他者の目を気にして他責でプレーしていたんだなと。


海外生活を始めて約4年間。

もちろん成長している部分はあると思う。

しかし根本的には変われていない。

私は今まで変わりたいと思っていた。

何かを変えないとその先に成長はないと思っていた。

しかしそれは大きな間違えだったのかもしれない。

大切なのは自分を受け入れることなんだと。


大嫌いな自分。弱い自分。人の目が気になる自分。

全部の自分を受け入れて自分で認めてあげることが大事なんだと。

それが全ての始まりなんだと。

正直このnoteを書いてる途中までそこに気づけなかった。


もっと楽に考えればいいんだと。

今まで自分を受け入れられない自分を受け入れられるようになればそれは変わったということになる。

自分の中での『変わる』、『成功』の定義を間違えていた。

人には瞬間的に嫌な自分を見える時がある。

私は特にそれが多くその都度自分に絶望していた。

でも今ならそんな自分を1度受け入れてあげようと思う。

もっと自分を受け入れよう。

嫌な自分もいい自分もまずは1度受け入れよう。

そのあと何ができるか考えればいい。

Hasta luego 👋

20.04.2020 Yuya Omura



p.s

以前の記事からかなりの期間空いてしまいました!

すいません!

体調はすっかり良くなり、メッセージを下さった方本当にありがとうございました!

これからは自分の書きたいときに書きます!

その方が本音の記事が書けるので!

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