あなたとなら良いかな。って思った。
今までの私なら、絶対に行く事を拒否をした道。
「遠いよ笑」
看板だけを見て、上辺だけを見て、決めてしまう。
今までの私。
めんどくさいことは基本的にしない。
人気も避けて行動して、冒険もしない。
それが本来の私。
基本的に逃げてきた。
嫌なことから逃げてきた。
恋愛も仕事も都合が悪くなったら逃げた。
だから人が離れていったんだと思う。
気付いたら、誰も居なかった。
当たり前。自業自得。
水たまりが全体に広がっていた道。
あなたは躊躇なく進んでいった。
端歩けば行けるよ!
こうゆう場面で振り分けられるんだよ!
天は見てるよ!
可愛い洋服を汚しながら
小指に包帯巻いてるのに
私と付き合うって事はこうゆうことだよ!
1キロの看板を見た時。
聖地なら行くしかないでしょ!
舗装なんかされてない道を頑張って歩いて
たどり着いたけど
目的地には駐車場があり、2人で笑った。
聖地は滞在5分で帰路についた。
あなたと一緒なら悪路でも良いなって思った。
不思議と。
2人だけになった川のほとり。
この時間だけは、何もかも現実から離れて
何も考えなくていい時間であって欲しくて。
ただ愛おしかった。
この時間が終わらないで欲しかった。
この小さな手にどんな重荷を背負ってるんだろう。
負担してあげたいけど、無責任な事は言えない。
ただひとつ言えるのは、
あなたは生きていて、私も生きてる。
生きていれば、笑えるチャンスはいくらでもある。
どうにか微かな楽しみと思い出を糧に生きていよう。
そして私はあなたの側に居れる。
あなたの捌け口にでもなって、楽になって欲しい。
そして私と一緒にいる時は、どの姿でもいいから。
ありのままのあなたであって欲しい。
求めすぎたね。偉そうでごめん。
たくさん話をしようね。
めっちゃ恥ずかしいな、おい。