見出し画像

勢いでOLLOaudio X1を買った話

買った話

本当にマジでいきなり買いました。見切り発車で。

SNSやらなにやらで異様に評判が良く、自分の好きなエンジニアさんなども高評価をしていたので気になって、お世話になっている楽器店にて即購入ムーヴを決めたんですが、結果的には大正解だったので記念にその時の話を残しておきます。

第一印象としてはあまりにも評判が良すぎて逆に大丈夫か???という方が先行してましたが、見た目良いし、やっぱり気になる!といった感じ。
音良くても見た目が良くないとそもそもみたいなところあるし…

で、お店に行って(わざわざ家と同じPrism SoundのAudio I/Oを用意してもらって!感謝!)試聴を沢山したんですが、聞いて一発でわーーーいいーーーー!!ってなっちゃいました。良い。

開放型の割には音が遠すぎず、かといって密閉みたいな圧迫感もなく、程よいスピーカー(的な距離)感を感じつつ細部がくっきり見える感じ。
解像度高い!とかいうとそれっぽいんですが、シンプルにどこで何が起きてるのかが良い感じに「見える」って感じでした。
空間が見えるのは当然として、個人的に気に入ったのが歪み具合が異様なまでに手に取るように見えること。各音源どれくらい歪ませるかがセンスみたいなところありますが、ジャッジしやすそう。

あとは面白いのが繋ぐソース(インターフェース直やヘッドホンアンプ、モニコン)などで全然聞こえ方変わるのが見えたこと。
要は上流の機器の良し悪しまで見えちゃう。
余談ですが、繋ぐ機器の都合で最初聞いたのとは違うPCで気になるモニコンに繋いだときの音を聞いてたんですが、5秒位で何故か音が悪く聞こえたんですよね。なんか曇ってるような。
そんなわけないよな?と思ったら、試聴用の再生ソフトの設定がロスレスじゃなくてAACになってたんです。戻したら曇りが取れた。
そういうのが意識せずともすぐ違和感としてわかっちゃうくらいなのできっとこのヘッドホンは凄いんだと思います。

家で聞いた

いい音しそうな箱

というわけでお持ち帰りして家でも聞いてみたんですが、ここでもまた面白いことがあって、店と同じオーディオインターフェースで聞いたにも関わらず、なんか音が違うんです。これはその場で聴き比べたわけじゃないんで印象として違うなって。
おそらく繋いでる電源機器とかの性質まで出ちゃうんだろうなという予想。恐ろしい。
個人的には家の方が好み(慣れてる?)だったのが救いではあります。
一体何なんだ。

ギター録音で使っても歪み具合とか良い感じにわかるし、ミックスや音作りは元々使っていたUltrasone Signature Masterと併用してクラブっぽいローのあれこれやらグルーヴを見つつバランスはスピーカーとX1でみたいな。

あとこれは持ち帰って確信したんですが、家で使っているATC SCM20A Pro Mk2の出音とかなり近い質感なのもクリティカルヒットです。
キャリブレーションを使わなければ中域が異様になんか良い感じにしっかり見えるところ含めて近いです。いうて素直な出音なんだけど、それでもなんか見やすいみたいなあの感じ。モニタースピーカーと行き来してもなんの違和感もない。凄い。

キャリブレーション

結論からいうと多分めっちゃ良い、けど俺は使わないなといった印象です。

オンにすると更にくっきりして、トランジェントとかもより見やすくなる!気がする!立体的!な感じなんですけど、聞こえすぎる結果スピーカーで聞いた時との差異が出てきちゃって、ヘッドホンで良い感じに作ると逆に訛るかなーって感じでした。
ので結局オフってます。家のスピーカーの出音が神がかってきたらいれるかもしれません。
SonnoxのListenhubを噛ませるとヘッドホンアウトだけにキャリブレーションかけれるので使うならそんな感じで使うのが良いのかなと思います。
ちなみに家では最早スピーカーのキャリブレーションもOFFにしてます。

ATCっぽい音好きで、良い感じの信頼できるヘッドホン探してる人には是非オススメです。個人の感想です。

超余談なんですけど、試聴したときに何故か一緒にセットされてたAustrian Audioのfull score oneがマジで良かったので困ってます。なんてものを紹介するんですか。

いいなと思ったら応援しよう!