【彼氏の束縛がマジでやばい!束縛彼氏持ち女子必見!】透明人間
「ソウ」の脚本家でお馴染みのリーワネルが監督脚本を務め、今や低予算ホラーの帝王ことジェイソンブラム製作作品(徐々にその予算も上がってきてる感はあるが、それでも低予算の範囲)。今回もかなりクオリティ高い作品に仕上がっていることを確かだ。
真新しさこそないが、リーワネルの観客を思いやるかのようなエンタメかつスピーディーな展開術と裏切りはもはや職人芸。プロットポイントもはっきりしていて、ラストのもう1展開も忘れない。
そんな職人脚本家のリーワネルは、監督しての演出力の才能もすごい。アクション演出もしっかりしているし、その中で見せるダッチアングルなんかは、旧友であり盟友のジェームズワン(「ソウ」の監督)のワイルドスピードスカイミッションからのオマージュだろうか、なんて勝手に考えると、思わずにやけてしまう。
今や「ソウ」シリーズは新章に突入し、オワコンになりかけている感も否めないが、リーワネルもジェームズワンも着実にステップアップし、それぞれのキャリアとしても新章に突入しているのだろう。もし今後、更なる飛躍で大作脚本家になったとしても(ジェームズワンは既にもうなっているが)、原点に立ち返る時は、やはりジェイソンブラム製作での作品が観たいものだ。
リーワネル、今後も一生追っていたい監督脚本家の一人だ。
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