【ゆわえばOITA3】宇佐神宮と地域の魅力を全国へ:活性化に向けた新たな一歩 【宇佐市】田中克典さん
\おおいたとつながってみませんか?/
「来て、会って、考える」ー
都市部で働きつつも、地方での暮らし方・生き方を模索したい。地域創生に興味がある。そんな人に向けて、地域で活躍するメンターと出会い、その地域の課題を解決していく、学び・つながるプログラム。
それが『ゆわえばOITA』です。今回は本年度「ゆわえばOITA3」に参加いただく、宇佐市の田中克典さんにインタビューしてみました!
1.自己紹介
事務局: 田中さん、まずは簡単に自己紹介をお願いします。
田中: 埼玉県生まれの田中克典です。名古屋で13年間、エンジニアとして輸送機械の設計や検査に従事しました。通信制大学の卒業を機に転職・地方での暮らしを考え始め、2年前に地域おこし協力隊として大分県宇佐市に移住しました。
事務局: 宇佐市に移住したきっかけは何でしたか?
田中: 元々は、「地方に移住なんて夢物語だ」と感じていました。しかし、出会ったゲストハウスオーナーが元地域おこし協力隊で、その職業の存在を知り、働きながら起業準備ができることに魅力を感じました。
学生時代から「再生可能エネルギーを作れないか」と考えていたため、小水力発電所の運営を目指せる地域を本格的に探し始めました。その中で、高知、徳島、北海道、そして大分県宇佐市が選択肢に上がりましたが、妻が北九州出身で九州へのハードルが低かったこともあり、大分県宇佐市に移住を決めました。
2.住んでいるところの魅力
事務局: 宇佐市で暮らす中で感じた魅力は何ですか?
田中: 山の中での生活が非常に心地よいと感じています。朝日に照らされる山々や、霧に包まれた風景、川のせせらぎと鳥や虫の声、星が瞬く夜空など、自然と共に暮らせるこの場所に魅了されています。
事務局: 住んでいる地域のおすすめスポットやイベントを教えてください。
田中: おすすめのスポットはやはり宇佐神宮です。静寂の中でゆっくりと境内を散策すると、日常とは異なる心地よさを感じることができます。
事務局: 宇佐神宮にはどのような魅力があるのでしょうか?
田中:それは、謎の多さと、信仰について深く考えさせられる点にあります。宇佐神宮には3柱の神様が祀られていますが、そのうち2柱は親子関係にあり、もう1柱は全く別の時代の神様です。この3柱がなぜ一緒に祀られているのか、その理由は今も謎のままです。
また、この3柱のうちの1柱である応神天皇ですが、私が訪れる神社の多くでこの神様が祀られていることに気づきました。不思議と何かに引っ張られるような感覚を覚え、より一層、神秘的な魅力を感じています。
3.活動に取り組んでいく中で見つかった課題
事務局: 現在行っている取り組みや課題はありますか?
宇佐神宮の認知度向上に取り組んでいきたいと考えています。
田中: 宇佐神宮を訪れるため、JR宇佐駅を初めて降り立ったとき、その駅前のさびれた様子に衝撃を受けました。八幡神宮の総本山である宇佐神宮の最寄り駅にもかかわらず、全く賑わいがないのです。
令和7年の宇佐神宮創建1300年に向けて、宇佐駅の活性化が進められていますが、まだ多くの課題が残されています。
4.一緒に取り組んでほしいこと
事務局:どんなことを一緒に取り組んでいきたいですか。
田中: 宇佐神宮を全国に広めるための戦略を共に考えたいです。宇佐神宮は全国で最も多い八幡神社の総本山です。これをもっと全国的に知ってもらうためには、どのようなアピールが効果的かを共に考えていきたいと思っています。
日本の古代史に興味のある方にとって、謎めいた宇佐市は非常に魅力的です。全国に発信していく手段を一緒に考えてください。
5.ゆわえばOITA3スケジュールをチェック!
■「ゆわえばOITA3」年間全体スケジュール
・エントリー受付終了 7月31日(水)17時最終締切※延長※
「ゆわえばOITA3」年間プロジェクト参加申込み →
・参加者面談 エントリー後順次開催@オンライン開催
・キックオフ 9月1日(日)東京&オンライン
・ワークショップ 1回目 9月7日(土)
・〈大分現地調査〉 10-11月 2泊3日
・ワークショップ 2回目 11月23日(土)@オンライン開催
・最終報告会 *検討中
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