愛されるって何だろうと思った私の話
はじめまして。夕鶴と申します。
最近の私の気づいたことを何かにまとめたくて、これを書いています。
長くなりそうなので、何回かに分けて書いていきたいと思います。
私はずっと、誰かに愛されたいと思っていました。
愛されるため、愛される幸せな恋愛をするためにたくさんの本を読み、たくさんの人のセッションを受けました。
自分を愛することで彼からも愛されること、彼に感謝を伝え彼をすごい人として見ることで彼から欲しい言葉をかけてもらえること、彼の状況も気持ちも私が決めてしまっていいということ。
そこで学んだことは魔法のようで、それらを実践したことで私の現実は変わり、彼氏ができ、彼から愛されるようになりました。
魔法使いになったようでした。何でも私の思い通りになる、私は願いを叶えられる、そう思うと自分がとてもすごい人になった気がしました。
私が自分を愛し、学んだ男性心理に基づいて行動すれば、ずっとこの幸せが続くのだと思いました。
しかし、彼から突然別れを切り出されました。
きっかけは些細なことでした。男性心理に基づいて考えると、してはいけない事を私はしてしまったのでした。
今思うと私のしたことは自然な反応であるとわかります。けれど、知識を詰め込みすぎてどうすれば愛されるかばかり考えていた私は、彼がどう思っていて、自分が何を感じているのかすらわからなくなっていたのでした。
その後私は、彼が別れを切り出したのは全部私が悪いのだと、自分を責め始めました。毎日毎日、なぜあんなことをしてしまったんだろう、あれをしなければ彼は別れるなんて言わなかったはず……と自分を責め続けました。
そして、自責をし過ぎて自責に飽きた頃、「別れたい」と思ったのは彼の自由意志であり、私がそれに対してできることも、できたはずのこともないのだということに気づきました。
それと同時に、彼の気持ちは私次第でどうにでもなると思っていた、これまでの自分の傲慢さに気づきました。
「愛される」ということは、「他者が私を愛する」ということであり、それは他者の意志であるため、私にはどうすることもできません。
「愛されることはできない」というのが、私のたどり着いた答えです。
世の中には「愛されることは簡単」「彼の手放したくない女性になる」といった言葉が溢れています。
しかし、本当にそれは私がどうにかできることなのでしょうか。
「愛される」はあくまで結果です。
結果を思い通りに操作することはできません。
私にできることは、
自分を愛し、
他者を愛し、
世界を愛する
それだけです。
結果に固執しない、結果を願わないことで、私はとても楽になりました。
結果をどうにかすることはできない、「愛されることはできない」と思えた時、何年も力んでいたものがふっとゆるんで、「愛されなくていいんだ」と、やっと安心できたのでした。
長くなりました。
そして、書くのも疲れてきました。
この続きは次回「本当の願いに気づいた私の話」に書きたいと思います。
読んでくださってありがとうございます。
夕鶴