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五感を涸らすな

本を読む我々は、
他人の考えた過程を反復的に辿るにすぎない。

読書について ショーペンハウアー 

外の世界に溢れる情報で自分の時間を埋めていく。
自分を見ないようにするのが現代人。

ドーパミン中毒 アンナ・レンブケ

何か探してた答えが見つかるんじゃないか。

そう思って端から端まで本を熟読しても
結局、内容は全て忘れてしまう。

自分の要領が悪いから。
本の内容が良くないから。

いや、そうではない。

答えは自分の内側にあるのではないか。

でもその答えが何なのか、
言葉で説明できない。

なんとなく答えに近いものがあるけれど
モヤがかかって見えない。

そんな時、旅先でふと目にしたモノに
ハッとさせられたり、
たまたま手に取った本に
モヤを晴らすヒントがあったり。

そう考えると、外のモノは
自分の内側の何かを引き出す
ツール(道具)でしかない気がする。

五感を涸らすな
其れだけ頼ればいいから

学生の時によく聴いていた曲。

歌詞なんて気にしてなかったけど、
今になって自分の内側に入ってきた。

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