テレ朝系木8ドラマの明日はどっちだ?!
衝撃の記事が発表された。
2021/10/21修正
第一報記事をようやく見つけたのでこちらを先に貼っておく。
次、文春の記事ではないが貼っておく。
「科捜研の女」が放送されているドラマ枠は視聴者の高齢化が止まらず、広告的価値の高い若者をターゲットにすべく、テレ朝はこの枠を終了させる考えであるという。また撮影費用の高さも打ち切り理由の1つとも報じている。
この引用部分が一番「ヤバイ!」と思うところである。
科捜研の女はご存じ、テレ朝系木曜8時放送のドラマである。
テレ朝系木曜8時ドラマは冒険の場
テレ朝系木曜8時ドラマは冒険の場である。出演者しかり、脚本家しかり、演出しかり、宣伝しかり。
特撮出身者が最初に出るのがテレ朝系木曜8時ドラマというのはあるあるだ。
トンデモトリック脚本すら笑って許される雰囲気すらある。
最近は、様々な年齢層に見て貰いたいということなのか、芸人さんであったり、YouTuberであったり、声優さんが出演者として登場したりする。
いわば、演者としての格好の「お試し」の場ではないかと思うのだ。
現に、テレ朝系木曜8時ドラマからゴールデンに進出した演者もいる。
脚本もチャレンジングな脚本が見受けられる。
LINEライブをやってみたり、PR動画をやってみたり、一視聴者が公式のTwitterを一年運営してみたり、PR漫画を載せてみたり、工夫を凝らしているなというのを実感している。
テレ朝系木曜8時ドラマがなくなったら何が問題なのか。
テレ朝系木曜8時ドラマがなくなると、テレ朝系木曜8時の京都制作現代ドラマがなくなるということである。
京都制作現代ドラマがなくなるということは、京都の撮影所で働いているスタッフの京都制作現代ドラマ仕事がなくなるということだ。
京都制作現代ドラマ御用達の演者たちも出演機会を失う。
今や時代劇もなくなりつつあり、京都撮影所を回しているのは京都制作の現代ドラマではないだろうか。
京都撮影所がもつ技術、伝統が失われる可能性がある。
本当のトコロはどうなのか?
文春から引用する。
一番の理由は、視聴者層の若返りを図るため。テレ朝のドラマは1話完結の事件モノが多く、高齢者の視聴率が高い。『科捜研の女』もそう。ただコアターゲットと呼ばれる広告的価値の高い、若者から現役世代の視聴率が低いのです
また、
「木曜8時枠は、やはりシリーズものの上川隆也主演の『遺留捜査』など、京都撮影所を使ったドラマが多い。確かに時代劇なら固定のセットがある京都撮影所を使うメリットがある。ただ現代劇だと、キャストの移動費や滞在費などコストがかかる割に、京都で撮る必然性がないのです」
コア視聴率を持っている層にスポンサーは見て貰いたい。確かに、現在の木曜8時ドラマは、世帯視聴率は高くとも、コア視聴率は低いかもしれない。だが、出演者やこの作品シリーズだけは見る!!!という若い層もいると思うのだ。
工夫次第で視聴者の裾野を広げることは可能だと思う。
テレ朝は木曜8時をバラエティ枠にしてしまえば、費用削減と、コア視聴率を獲得できるかもしれないと考えるかもしれない。
文春では「新たな時間帯にドラマ枠を作る」と報じているが、京都撮影所での制作でなければ、京都のスタッフや、京都撮影所御用達の演者さんたちは食べていけない。
確かに、東京在住の演者を京都で一定期間拘束するのはコストがかかるだろうが、まだまだ存続の希望はあると信じたい。